MotoGP

『マルケスはホンダに立腹…レッドブルはKTMに移籍させようと画策中…』オスカー・アロ

『アロ:マルケスはホンダに立腹…レッドブルはKTMに移籍させようと画策中…』

★長年、ホンダLCRでスポーツディレクターを務め、2021年末にモトGP業界から引退したオスカー・アロ氏が、先日の『Sportaction-Paddock TV』のインタビューで次のように話した。

【マルク・マルケスは医師の出走許可が下りれば、次のオースティンGPで復帰するが…】
「バニャイアにとっては問題でしょうね…本人も良く分かってるでしょ。まだ38戦も残ってるのに、(マルケスが)復帰してくるんだから。
(バニャイアの)目標は大きく引き離していくことだったわけで…クアルタラロー相手にしたように、約100ポイントも追い上げていくことはできないでしょうからね。
今回は良いレースをしてたんですけどねぇ…アレックス・マルケスのことも抜いていたし。しかし、残念ながら、ウェットでは転倒の危険があるわけで…バニャイアを責めることはできないでしょ。」

【マルコ・ベッツェッキがドゥカティ機2022年版で優勝し…バニャイアはプレッシャーが増したのでは?】
「クアルタラローは転倒しても、マシンのせいにできるじゃないですか…『きちんと仕上がってなかった』って言ってね。
しかし、バニャイアの場合、他に7選手がドゥカティ機に乗っていて、その中で1番の成績を出さなければならない立場ですからね。そのために、他の選手よりも契約金が高いんだから。賢くやらないと…駄目だと思った時は、無理をしないでね。
もちろん、ドゥカティとの契約は今後も続くだろうけれど…ドゥカティはバスティアニーニや他の選手らとも継続していくでしょ。当然、契約書には『ファクトリーチームを優先する』と盛り込まれてるんでしょうけどね。
とは言え、レースでは常に120%の力を出さなければね。次のオースティンはどうなることか…。」

【アルゼンチンではホンダが、アレックス・リンスにマルケス選手のフレームを使わせていたが…
「マルケスはホンダに対し、けっこう腹を立てているんですよ。そして、レッドブルは(マルケスを)KTMに移籍させようと考えているようでね。
一方、ペドロ・アコスタが(エミリオ・アルサモーラにマネージメントされて)ホンダに入る可能性があるような…。
レースでのミラーやビンダーの走りを見る限り、あそこのマシンはホンダより酷くはないわけだから。
スペイン国内では、そんな風に言われてますよ…(実現したら)なかなか面白いんじゃないんですか。」

【リンス選手がマルケス選手のフレームを使ったことが問題なの…?】
「マルケスが(リンスの)チームや使用マテリアルについて、けっこう気にしてるらしいんですよ…リンスに自分のフレームを使われたのが気に入らないんだと思いますよ。
実は、例のカレックス製フレームは去年から使える状態だったようで…ただ、マルケスには知らされてなかったんです。それが、けっこう気に触ってるらしくてね。
去年のオースティンGPは、まだ右腕が完治していない状態だったじゃないですか…それでも(レースでは)下位に落ちたところから、現在のよりも酷い状態のホンダ機で追い上げて行ってたんですしね。
とにかく、本人はオースティンで復帰するつもりでしょう…そして、バニャイアやクアルタラロー、ベッツェッキにプレッシャーをかけてやろうと思ってるはずですよ。」

(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram

ミール:マルケスに後追いされメンタルがボロボロに……って話は、note『2023 ポルトガルGPまとめ』でどうぞ!

POSTED COMMENT

  1. 嫌がらせは続く? より:

    KTMはHONDAからの横取りばかりを考えていますね。
    仲たがい説の悪い噂を流してばかりの人達も多いですね。

  2. ぶいすと より:

    マルケスはチャンピオンの可能性は高いけど、顔色みて縛られる位なら契約終わっても良いんじゃない。
    若い世代を採用して、根気よく一緒に成長していくのも一つの手では?
    リンスは切らんでくれ

  3. kai より:

    21年末に業界を引退した人が、何でこんなに裏事情を知っているのか不思議

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