『マルティン移籍はヤマハよりアプリリアの方が可能性大』
★ホルヘ・マルティン（25才、ドゥカティプラマック）は今シーズン序盤5GPの計10レースで、表彰台を4回獲得している（※スプリント3回、決勝1回）。なお、現在、総合4位である（首位と14ポイント差）。
★昨年、マルティン選手はエネア・バスティアニーニとのドゥカティファクトリー昇格争いに敗れ、現在は2025年に同シートを獲得することを目指している。
★ヤマハがフランコ・モルビデッリ後任としてマルティン選手と交渉しているが、金銭面においては魅力的だが、ヤマハ機がいまだ不調であることを思うと危険な賭けである。
★マルティン選手が6月8日付けの『Marca』のインタビュー記事で、次のように話した。
【タイトル争いについては？】
「勝ち取りたいと思うからこそ、こうして頑張ってるわけで。じゃなきゃ、モトGPには出てませんよ。
まぁ、序盤2戦はツイてなかったのかも…でも、中身のあるライダーだってことも、毎回、上位を走れてるってことも証明できているでしょう。」
【移籍交渉で、注目の的となっているが…】
「（決めるのは）まだ時期尚早だから…。まだシーズン序盤ですからね。
第1希望はドゥカティファクトリーです。それ以外については、各選択肢を検討していきますよ。」
【マーヴェリック・ヴィニャーレスがヤマハでトラブった時、アレイシ・エスパルガロがアプリリアに勧誘していたが…自分の後任として貴方を勧誘したりしないの？】
「どうなんですかねぇ…いつアレイシが引退するのか分からないし…。
でも、この間、僕に『アプリリア機はホルヘに合うと思うよ』なんて言ってました。あと、『かなりポテンシャルの高いマシンだよ』って。
確かに、実際、そんな感じですよね。今のところ、アプリリア機はドゥカティ機とけっこう互角のレベルみたいだし…。」
（※エスパルガロ本人は『2024年末に引退するだろう』と公言している。）
（参照サイト：『Corse di moto』）
（参照サイト：『Marca』）
（Photo：Instagram）
アプリリアはKTM機と比較検証すべきって話は、note『2023 フランスGPまとめ』でどうぞ！
