『バニャイア:フロントタイヤが一度もしっくりこなかった…』
★8月4日(日)、ブリティッシュGPのモトGPクラスでフランチェスコ・バニャイア(ドゥカティファクトリー)が、決勝で3位だった。現在、総合2位(−3ポイント)。
★総合順位では、土曜スプリント後は1ポイント差で首位を固持していたが、日曜決勝後は2位に戻ってしまった。
★バニャイア選手のコメント。
【今週末については?】
「もちろん、もっと上手く行っても良かったはずなんですが…昨日の転倒を思えば、今日は被害を最小限に抑えられたと思います。
と言うのも、とにかく今週末はずっと、フロントタイヤがしっくりこなかったもんですから。
エネアの方が上手かったですね…ある種の状況下では、タイヤをソフトに扱えていたんで。ミディアムでそれを上手くこなし、より速い走りができていたから差を生み出すことができたのでしょう。
うちは昨日転倒してるし、今日も第7コーナーで危なかったんですよ。切れ込んでるって思った瞬間、上手く持ち堪えられたんで、『よし、大丈夫だ』って思いつつ終盤まで走り、後続とのギャップを維持するように努めてました。それほど難しくはなかったんですよ…遅めに走っても、タイムを稼ぐことができたんで。最終ラップでは、もう余分な力は残ってなかったんで…淡々と走りきりました。」
【全体的には?】
「ポジティブです…フロントタイヤで苦戦気味だった割には、戦闘力は高かったんでね。
まぁ、次がオーストリアGPで良かったですよ…大好きなトラックですからね。次は好結果を出せるでしょう。」
【総合首位を奪取した途端、また、2位に落ちてしまい…ゲンナリしてる?】
「してないですよ…最後の最後まで、こんな感じで進むだろうから。だから、ゲンナリはしてません。」
【追う立場と追われる立場なら、どちらが良い?】
「そりゃあ、追われる方が良いですよ…トップでいると言うことが、違いを生み出してくれますからね。
でも、総合首位でも2位でも、ポイント差が20ポイント以下なら大差ないですけどね。」
【最近まで貴方は、『タイトルは僕とマルティンで争うことになるだろう』と言っていたが、現在、バスティアニーニ選手が総合3位に就いているが…】
「以前から僕は、エネアは速いと信じてましたから…唯一欠けてる点は、コンスタントさだけですからね。
多分、今回のリザルトによりモチベーションが上がって、ここまでのギャップを埋めていけるようになるでしょう。
今週末だけで67ポイント差を、49ポイント差にまで縮めたんですからね…全体的に見れば、かなりポジティブじゃないですか。
今後、どうなって行くか…どちらにしろ、最後まで手強い相手でしょうね。」
(参照サイト:『Moto.it』)
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