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『ベッツェッキ:小椋マシンが好調と言うことは、僕らの冬季作業が良かったと言うこと』
★3月2日(日)、タイGPのモトGPクラスでマルコ・ベッツェッキ(アプリリアファクトリー)が、決勝6位だった。現在、総合6位(−27ポイント)。
★土曜予選で転倒し、グリッド8位スタートだった。
★決勝後の会見で、ベッツェッキ選手が次のように話した。
【今週末については?】
「かなりポジティブだったと思います…土曜日は予選とか大変で、今日のレースにも影響しちゃいましたけどね。
でも、なんとか埋め合わせはできたし…まぁ、ラウル・フェルナンデスの後ろに長く居すぎましたね。僕の方が速かったけど、楽に抜いて引き離せるほどではなくて…。
ラウルに接近した時は、もうフロントタイヤが全面的に危険な状態だったんです…実際、ほぼレースの間ずっと警告ランプが点いてたんで。
ミラーの時も同じ状態で…(ランプが)消えるまでに4周回もかかってしまって。とにかく、馬鹿みたいに暑かったから!マシンにどれだけ熱がこもってたか、分かってもらえるでしょう。」
【予選については…?】
「あいにく、1周タイムが僕はまだイマイチで…上手く合わせていけるよう、その点は頑張らないと。
ただ、マシン自体の戦闘力は高いですよ…まぁ、僕の場合はアプリリア機について、もっと学習しないとね。なんて言うか、時々、昔の癖が出ちゃって…。」
【オグラ選手のパフォーマンスについては?】
「この冬、僕らが良い作業をしたと思ってます。今回、アイは調子良かったし、僕と違ってタイムアタックが上手かったじゃないですか。その点は大きいですよね…最終的に、ペース自体は似たようなものだったんだから。ただ、アイはちょっと前に出て行くことができ…そのちょっとのお陰で、展開ががらりと変わってくるんですよね。
マシンはきちんと機能してたと思います…うちは上手く作業できてたし、テストでも日に日に良くなってたんで。もともと2025年版のベースが良かったし、ちょっと改善もできたんですよ。
とにかく、今の作業メソッドで伸びていけるでしょう。」
★決勝後、ロレンツォ・サヴァドーリ(テストライダー、マルティン代役)がオグラ選手について次のように話した。
「オグラは良い操縦をしてますよね…実に良いんですよ。ソフトな操縦が必要な時はソフトに、アグレッシブにすべき時はアグレッシブに…アプリリア機を乗りこなしてるって言えるんじゃないんですか。細かい箇所の作業も上手くできるぐらいにね。」
(参照サイト:『Moto.it』)
(参照サイト:『Gpone』)
いやはや、もうベッツェッキは完全に喰われてしまっておるがな。
今後は彼の前を走ることが一つのバロメーターになるのね。
マルティンとの比較まで楽しみになるなんて、思ってなかったよ。
ベズも初のファクトリーで初めてのマシンを造る作業が多く、マシンアジャストはまだまだの状況でSPRINTは転んで決勝良く頑張ったと思います。
デビュー戦がタイだったことも小椋藍には良かったんでしょうね。
アプリリアの25年機の素性も良さそうですし、次が楽しみです。
他のマシンを知らない小椋が結果的に一番乗りこなしてるのが興味深い
ハッハッハッ。
どうしても小椋に負けたのが悔しくて仕方ないのが伝わりますな。
まぁ、まだ一戦終わったたばかりだから大変だろうけどマルティンの分まで頑張れ!
予選で2列目ぐらいまで居て、スタートで好発進して渋滞回避しないと、熱いサーキットだとタイヤ内圧問題ってのが出てきますね。マルクも調整してたぐらいだし。なんか各メーカーから改善するパーツ出てきそうだな。