『レイ:デイヴィスの後ろで天使と悪魔が葛藤していた…』
★10月4日(日)、SBK マニクール戦のレース2でジョナサン・レイ(カワサキ)が4位だった。
★レイ選手のタイトル獲得はエストリル最終戦(10/16〜18)へ先送りとなった。なお、あと3ポイント獲得すればキャリア6回目のチャンピオン決定となる。
★レイ選手のコメント。
「単純なレースにならないことは覚悟していました。マニクールって言うのは、常に特殊なところで…何が起きるか予測がつかないんでね。
午前ウォームアップの際はコーナ立ち上がりでかなり苦戦していたが、マシンのセッティングは良かったんですよ。実際、アグレッシブな走りはできてましたからね。」
【ところが、レース2では状況が変わってしまい…】
「マシンがあちこちで暴れまくって、リアのグリップがなかったんです。とにかく、マシンがずっと滑りっぱなしでね。
あいにく、トラックが乾きだしたら、そう言った面でさらに苦戦するようになり…今日に限って、そんな風になってしまって。
昨日も今朝も、路面に水がもっとあった時は戦闘力が高かったんですけどね。」
【結局、バズ&デイヴィス選手に抜かれてしまい…】
「チャズ(デイヴィス)の後ろになった時は、自分の頭の上に天使と悪魔が出てきてねぇ…攻めて行きたい気持ちと、甘んじたい気持ちの両方が出ていたんですよ。
シケインではマシンの乗り心地が良かったけど、チャズは第5/13コーナーの立ち上がりで差をつけていたから。
とにかく、レースの間はずっとチャンピオンシップのポイントのことを考えて、状況を掌握するようにしてたんですよ。4位ではタイトルが決まらないことは分かってましたけどね。
目標はトップ3内に入ることだったんですが、あいにく、今日は無理でした。」
【次のエストリル最終戦では…】
「絶対に感動的でしょうね。キャリア初のトラックなんでね。まぁ、どうなってくれるか…。
とにかく、タイトル獲得を最優先させていくつもりです。3戦あって、あと3ポイント取れば良いわけだし。」
【レディング選手は…2017年にマルケス選手と戦っていたドヴィツィオーゾ選手と同様、ミッション・インポッシブルに挑むこととなるが…】
「ある意味、そう言えるでしょうね。タイトルの行方はまだ決まっていないんだから。ただ、スコット(レディング)がタイトルを取ろうと思ったら3戦全勝しなければならないわけで…。
一方、僕はあと3ポイントで良いんですからね。モトGPだとね、SBKと違って1レースしかやらないから…。」
【もう、準備万端と言った感じで…】
「これから2週間、モトクロスのマシンはガレージに仕舞っておかないと(冗)。
目標はレース1でタイトルを決めることです。慌てず、ミスを避けてね。それから、もう2レースこなして。まぁ、何が起きることやら…。
最終戦だし、あらゆる方面から待ち望まれているわけだし。本当はマニクールで決められたら良かったんだけど、それほど単純な話じゃないことは覚悟してたんで。
まぁ、エストリルはどうなるでしょうかね。」
Rea: “dietro a Davies avevo un angelo ed un diavolo sulle spalle”: “Il Mondiale è ancora aperto, ma Redding dovrà vincere 3 gare. Sarà come quando Dovizioso e Marquez si sono sfidati a Valencia nel 2017. In Superbike ci saranno però tre gare e non una" https://t.co/Blwaej2z1k pic.twitter.com/OWleWGrhG7
— gpone.com (@gponedotcom) October 4, 2020
(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Instagram)
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今年は新型コロナ陽性で最終戦出場停止とかもあり得るからね…
最終戦までこれだけポイントを積み上げたレイはさすがだね
もし欠場してもレディングは3連勝するしか可能性がないわけだから6連覇は決定かな
GPは王者欠場で混迷してるけどSBKはほぼ無風状態だったね
来年はカルかドヴィぐらい参戦して欲しいな