『リヴォラ:下降デバイスは、現行規則ではガラクタ同然だから…』
★6月19日(日)、ドイツGP決勝でマーヴェリック・ヴィニャーレス(アプリリアファクトリー)が4位走行中、ライドハイトデバイス(orホールショットデバイス)がロックされてリタイアとなった。
★現レギュレーションでは走行中にサスペンションの動きを電子制御によって操作することが禁止されているため、機械的な操作(※ウィングナットをひねる等)で動かしている。
★マッシモ・リヴォラ氏(アプリリア・レーシングCEO)のコメント。
「ヴィニャーレスは進歩してきましたね…1周タイムはまだまだだが、上手く走れてることがありますから。
レース中のデバイス故障は残念でした。あれは素晴らしいアイデアで…実に素晴らしい発明品なんですが、現在のレギュレーションでは原始的な手法の物しか作れないんですよ。もっときちんと作動させるには、電気的な装置にした方が良いんです。
しかし、それが叶わないのだから、今はこう言う風に作るしかなく…ガラクタみたいなもんですよね。ああ言う複雑なものを、機械的に操作するなんて…。
いずれにせよ、うちのミスですから…今回の故障は完全にうちの責任です。」
★ロマーノ・アルベジアーノ氏(テクニカルディレクター)のコメント。
【今回のデバイス故障については?】
「長年、私は市販機の製品開発に携わってきたのですが…市販機開発では、プロトタイプ機でもってかなりの距離を走り込むものなんですよ。
しかし、モトGP機の場合はテストライダーがある程度走ったら、レースに投入され…つまり、最初のテストで全てを上手く仕上げなければならないのです。
ただ、そうはいかないこともあり…とにかく、すべては日曜レースから次の日曜レースまでの勝負であってね。本来ならば、(故障は)起きるべきことではないのですが、残念ながら起きてしまうのですよ。
デバイス故障の原因を突き止めるべく、厳密な分析を行う必要がありますね。それか、なにか他の方法に頼ってみるとか…とにかく、心配はしてませんよ。」
(参照サイト:『Sky』)
マッシモ・リヴォラCEOはモトGPでは稀有な存在って話は、note『2022 カタルーニャGPまとめ』でどうぞ!
ライドハイトアジャスターに限らず
ホールショットデバイスとしても割と壊れたり不具合出るんで
個人的にはやっぱ禁止にしてほしいなあ
モルビデリも過去故障したけどこのデバイスは壊れるとレースにならないうえに信頼性が低い
エアロもホールショットデバイスもライドハイトアジャスターも禁止にしてほしいですね。市販車に意味ないですし
こう言うデバイス関係は一切禁止にすればいいのに。
その内、大きな事故が起きる前に。
市販車に油圧手動車高調整付いてたバイクあるんだけどな。DR250SHのこと誰も覚えてないんだね。
まあアレは目的がホールショットデバイスじゃなくて足つき向上のためのメカだったからな。
足つき向上に役立ててほしい!切実な願い!!
全てのデバイス、エアロ、電制、全部撤廃でおながいしゃす。ライダーのスキルだけのレースが見たい!
ウィング、ライドハイトデバイス禁止について
私は『世界MotoGPファン意識調査2022』に投書しました。
かなり設問が多いですが、最後に自由記述欄がありました。
やっぱり、GP マシンは、シンプルで無駄が無いのが美しく、カッコいいと思うので。
市販車にも電サス入ってるんだし、いい加減アクティブサスを解禁したらいい。技術開発の名目も立つ。