リンス『新ウィングを試用させてもらうのにエンジニア陣と賭けをした！』2022日本GP

『リンス：新ウィングを試用させてもらうのにエンジニア陣と賭けをした！』

★9月23日（金）、日本GPのFP1セッションでアレックス・リンス（スズキファクトリー）が13位だった。

★セッション大半で切れのある走りを見せていたものの、タイムアタック中はイエローフラッグに2回遮られてしまった。

★リンス選手のコメント。

【テールカウルの小型ウィングに注目が集まっていたが…】
「僕の手応えとしては…まず、日本人エンジニア陣に事前に何か言われていて、最初からなにかしらの先入観があって走ったと言うわけではないんですよ。
日本人エンジニア陣って言うのは、こうした物を試す前に何も言ってくれないんで…ライダーに変な先入観を与えたくないらしいんです。
それで、実際に使ってみた感触はですね…僕の前に試用したライダーと同じ感想でした。
ブレーキングの時、リア側の安定感が増した感じで…今までよりも強いブレーキングをし、コーナーに強く入っていける感じでした。リア側の振動が少ないんですよね。」

【スズキは今年末にモトGPから撤退するのに、こうして新マテリアルを投入し…】
「けっこう驚きましたよ。だって、今までスズキって、こう言う新しいものを速攻で投入することなんてなかったんだから。今回は超スピードでやってくれたんですよねぇ。
面白かったですよ…昨日の晩、初めて聞かされたんですけどね…
当初はツダ（テストライダー、ワイルドカード参戦中）にだけ試用させる予定だったんで、僕は（エンジニア陣と）賭けをしたんですよ…もし僕が最初から速い走りができたら、先に僕が使わせてもらうって。
そうしたら、『それでも良い』って言われたんで…とにかく、面白かったですね。」

（参照サイト：『Gpone』）
（Photo：Twitter）

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