ビニャーレス『ヤマハ復帰はありえない』

『ヴィニャーレス：ヤマハ復帰はありえない』

★マーヴェリック・ヴィニャーレス（28才）は2015年にスズキファクトリーからモトGP昇格し、翌年には表彰台を4回獲得した（優勝1回、3位3回）。
2017年にヤマハファクトリーに移籍し、チャンピオン候補と期待されていたがマシンの不調や自身のメンタルの不安定さから果たせず、2021年シーズン中盤に契約途中解除となった。
同シーズン終盤よりアプリリアファクトリーから参戦し始め、今後は3メーカーでのレース優勝を目指していく。

★ヴィニャーレス選手は2021年に結婚し、第一子も生まれ、住居もアンドーラから地元フィゲラスに戻った。最近は精神的に逞しくなってきたと言われている。

★2023年からはチーフメカニックが昔なじみのマヌエル・カゾー氏（※2022年末までスズキでアレックス・リンスを担当）に替わる。

★ヴィニャーレス選手が2月4日付けの西サイト『Emporda』記事で、次のように話した。

【2023年からヤマハがファクトリー2選手のみになるせいか、『ヴィニャーレスがヤマハに戻るかも』と言う噂が出ているようだが…】
「クアルタラローが何を言ってるのか知らないけど…そもそも、（ヤマハ機に）乗らなくなってから随分経ちますからねぇ。
ヤマハ復帰の可能性については…僕は後戻りはしないんで。（ヤマハでの）人間関係がどうこうと言うことではないですよ…良好関係でしたからね。
ただ、僕は環境を変えることに決めたんですから。」

【アプリリアでは友人であるアレイシ・エスパルガロと切磋琢磨し…】
「重要なのは2人で競り合いつつ、アプリリアを世界チャンピオンの座に持って行くってことですからね。その点について、2人とも気持ちがはっきりしてるんで。
今のまま頑張っていかないと…うちのチームの雰囲気は最高ですから。」

【第一子ニーナちゃん誕生で、どんな風に生活が変わったの？】
「けっこう色々と変わりました。プロレーサーと父親業の両立は楽ではないですけどねぇ…色々ときっちりかっちり予定を立てていかないとならないんで。
おかげで色々と計算できるようになったし、きちんと計画を立てられるようになりました。
娘と何かを交換することなんてできませんよ…成長していく姿を見るのは素晴らしいですからね。」

【今までより危険を冒さなくなるのでは？】
「『案ずるより生むが易し』って感じですかねぇ…僕は最大プッシュで行きますよ。夢を実現させるつもりなんでね。」

（参照サイト：『Corse di moto』）
（Photo：Instagram）

初プライベートチーム参加で、アレイシが盛り上がってたって話は、note『2023 ヴァレンシアテストまとめ』でどうぞ！