2023カタルーニャGP【モトGP：予選リザルト＆トピックス】

『2023カタルーニャGP モトGP 予選リザルト＆トピックス』

★9月2日（土）、カタルーニャGP モトGPクラスの予選が行われた。

★ドゥカティ

首位フランチェスコ・バニャイア（ドゥカティファクトリー、2022年チャンピオン）。マシンより選手の力で抜きん出た。好きなトラックだが得意ではなく、今回はアプリリア機がやや有利だった。ペース面では、やや苦戦気味。
バニャイア談「2012年のスペイン選手権の時からずっと、ここのトラックでPPって取ったことなかったんですよ。」
チームメイトのエネア・バスティアニーニは11位（2022年総合3位）。

5位ホルヘ・マルティン（ドゥカティプラマック）。
チームメイトのヨハン・ザルコは6位。

7位アレックス・マルケス（ドゥカティグレジーニ、2022年はホンダLCR所属）。
チームメイトのファビオ・ディ・ジャンナントニオは8位。

10位マルコ・ベッツェッキ（ドゥカティVR46、VR46ライダーズアカデミー）。
チームメイトのルーカ・マリーニは18位（VR46ライダーズアカデミー、ロッシ異父弟）。

★アプリリア

2位アレイシ・エスパルガロ（アプリリアファクトリー）。+0”104。ペースも良好。
チームメイトのマーヴェリック・ヴィニャーレスは4位。もう少し上位になれそうな様子だった。ペースも良好。

3位ミゲル・オリヴェイラ（アプリリアRNF、2022年はKTMファクトリー所属）。午前セッション（FP2）で早々に転倒したが、その後の予選1を首位で通過。予選2はタイヤ1本で奮闘した。第14コーナーで兄マルケス選手を抜きつつ、同ベストタイムを記録した。PPも取れそうな速さだった。ペースも良好。
チームメイトのラウル・フェルナンデスは15位（2022年はKTMテック3所属）。

※今回、アプリリア機の戦闘力が高い。金曜セッションでファクトリー組が1〜2位を独占し、土曜の午前セッション（FP2）では1〜4位までに3選手が入った。同3選手はスタートが上手くいけば、表彰台争いも可能だろう。

※アプリリア2機が1列目に並ぶのは初快挙。

★KTM

9位ブラッド・ビンダー（KTMファクトリー）。今のところ、KTM勢では唯一良い動きをしている。
チームメイトのジャック・ミラーは13位（2022年はドゥカティファクトリー所属）。

14位ポル・エスパルガロ（GASGASテック3、2022年はホンダファクトリー所属）。
チームメイトのアウグスト・フェルナンデスは19位（2022年モト2チャンピオン）。

※本日午前、2024年に向けて、ダニ・ペドロサ（テストライダー）の契約更改が公表された。

★ホンダ

12位マルク・マルケス（ホンダファクトリー）。予選1を2位で通過。予選1では、抜きん出ていける力を見せていた。他のホンダ勢とのギャップを思えば、「マルケスがその気になれば、現在のホンダ機のレベルを引き上げることができる」と言うことである。ただ、マルケス本人は、もはや無理をしないと決めている。
チームメイトのジョアン・ミールは20位（2022年はスズキファクトリー所属）。

21位タカアキ・ナカガミ（ホンダLCR）。
チームメイトのイケル・レクオナは22位（SBKフル参戦中）。アレックス・リンス代役。

★ヤマハ

16位フランコ・モルビデッリ（ヤマハファクトリー、VR46ライダーズアカデミー）。
チームメイトのファビオ・クアルタラローは17位（2022年総合2位）。第1コーナーでコースオーバー。

『2023 カタルーニャGP モトGP 予選2リザルト』

『2023 カタルーニャGP モトGP 予選1リザルト』

（Photo：Motogp.com）