
『2025 アルゼンチンGP モトGP 決勝リザルト&トピックス』
★3月15日(土)、アルゼンチンGP モトGPクラスの決勝が行われた。
★トップ10はドゥカティ5名、ホンダ2名、KTM2名、アプリリア1名。
★ルーキー陣は8位オグラ、17位アルデゲル、19位チャントラ。
★ドゥカティ
首位マルク・マルケス(ドゥカティファクトリー)。ロードレース世界選手権で90勝目(※アンヘル・ニエトとタイ記録で3位。なお、首位はアゴスティーニ、2位ロッシ)。4レース連続優勝。第15ラップで、一瞬、フロントが流れたが転倒は免れた。第19ラップでファーステストラップを記録し(1.38.243)、第21ラップで弟アレックス選手を抜いた。
チームメイトのフランチェスコ・バニャイアは4位(VR46ライダーズアカデミー)。第4ラップでモルビデッリ選手に抜かれ、ラスト3周はギャップ1秒未満まで迫ったが抜けなかった。ミスはしてない。チームメイトや他のドゥカティ選手に連敗してることについては、土曜日にバニャイア本人が「将来的にはポジティブにとらえているが、今現在はネガティブなことだと思う」と言った。
2位アレックス・マルケス(ドゥカティグレジーニ)。4レース連続2位。第4〜21ラップまで首位を固持し、今回は兄マルク選手より余力がありそうだったが抜かれた。
チームメイトのフェルミン・アルデゲルは17位(昨年はモト2総合5位)。土曜スプリントでオリヴェイラ選手を巻き込んで転倒したため、決勝はLLPペナルティを科せられた(※アルデゲル選手はオリヴェイラ選手に対し、公開謝罪している)。
3位フランコ・モルビデッリ(ドゥカティVR46、VR46ライダーズアカデミー)。グリッド8位から好スタートを切り、追い上げた。2021年のヘレス戦以来、久しぶりの表彰台獲得。上位選手の中では唯一のリアソフトだったので、レース後半はタイヤがタレるだろうと思われていたが上手く保たせていた。
チームメイトのファビオ・ディ・ジャンナントニオは5位。最終ラップでザルコ選手を抜いた。
※トップ5はドゥカティ機が独占。
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— MotoGP™ (@MotoGP) March 16, 2025
★ホンダ
6位ヨハン・ザルコ(ホンダLCR)。レース大半でバニャイア選手に喰い付いていたが、最後は諦めた。今週末はずっと速かった。ドゥカティ以外のメーカー機トップ。
チームメイトのソムキャット・チャントラは19位(昨年はモト2総合12位)。
10位ジョアン・ミール(ホンダファクトリー)。
チームメイトのルーカ・マリーニは11位(VR46ライダーズアカデミー、ロッシ異父弟)。
★KTM
7位ブラッド・ビンダー(KTMファクトリー)。
チームメイトのペドロ・アコスタは9位(昨年はモトGPルーキー・オブ・ジイ・ヤー)。
13位マーヴェリック・ヴィニャーレス(KTMテック3、昨年はアプリリア機)。
チームメイトのエネア・バスティアニーニは位(昨年はドゥカティ機)。転倒し、再スタートした。
★アプリリア
8位アイ・オグラ(アプリリアTrackhouse、昨年はモト2総合首位)。グリッド15位から見事な追い上げを披露。
チームメイトのラウル・フェルナンデスは16位。
※アプリリアファクトリーはマルコ・ベッツェッキが第1ラップの第1コーナーのハードブレーキング地点で膨らみ、クアルタラロー選手に接触し、転倒リタイア。
ホルヘ・マルティン代役のロレンツォ・サヴァドーリ(テストライダー)は棄権。予選1でハイサイドしかけて、第1ラップで肩を亜脱臼した。肩は自然に元に戻ったのでスプリントに参戦したが、第6ラップでリタイアした。
★ヤマハ
12位アレックス・リンス(ヤマハファクトリー)。
チームメイトのファビオ・クアルタラローは15位。第1ラップの第1コーナーでベッツェッキ選手に接触されて膨らみ、最下位まで落ちた。
14位ジャック・ミラー(ヤマハプラマック、昨年はKTM機)。
チームメイトのミゲル・オリヴェイラは棄権(昨年はアプリリア機)。土曜スプリントでアルデゲル選手の転倒に巻き込まれた。骨折はしていないが、以前負傷した左肩の靭帯を検査するため緊急帰国した)。
『2025 アルゼンチンGP モトGP 決勝リザルト』
『2025 アルゼンチンGP モトGP 総合順位』
(Photo:Motogp.com)
小椋さんいいねー
マルケスがリヤを滑らせたときは、もう余力無しで今回はここまでかと思ったけど、まさかあそこからブッちぎれるのは理解不能。これが破格なんでしょうね。
自分なら、たまには弟に勝たせてもいいかと思ってしまう瞬間だったけど、流石でした。
アレックスはどこかで勝てると思う。新しいサングラスが似合ってる。w
モルビデリはチームも嬉しそうで良かった。飛びつく前のダンスも良かったし、ヒゲは剃ったほうが縁起が良さそうだ。w
小椋選手はスプリントとはセッティングをガラッと変えてくれたようで良かった。ベッツェッキからセッティングを流してもらったのかな?
終わってみればドカ5台に、それぞれのメーカーのエースという並びであり、アプリリアのエースは小椋選手ということですね。
ガルフカラーが今回まででしばらくお預けなのが残念。これだけカメラに撮られてるので、ちょっとお金出して継続したほうがいい気がします。
ザルコ師匠もおめでとう!
序盤の早い段階でミルを抜けていたら4位争いまで行けてたられば。ミルとビンダーはオーバーテイクするの厄介そうですね。
結局お兄ちゃんが2枚ぐらい上手だったと言う事でしょうか。
何度かマシンが振られたのも調子が良いからとも取れる。
ついてくのは余裕だから、限界の挙動でも確かめようかとか思ってたのかも。
何度か振られた後もすぐ追い付いてたし。
ザルコは最後抜かれたけど、よく頑張ってますね。
もう少し早い勝利があれば、色々違ってたのかも。
モルビデリも良かった。やっとという感じですね。
クアルタラロは不運。次回に期待!
小椋も失格ですか。。本人のせいじゃないから次がんばりましょう。
初戦のMoto3でも感じたけど今期のスチュワードは各インシデントに対してきっちりペナルティを与えていて仕事してる印象があるな
つか昨年までのスペンサーがお茶飲み(ミル談)に来てるだけだったからね
良かった選手がめじろうしで、大変各所で楽しませて頂けたレースでした。
これで4戦4勝、勝率100%
単独で逃げ切る展開ではないけど、どこかマージンは残してライディングしてるように感じる
次は大好物のアメリカズ
トラブルでも起こらない限り連勝は止まらなさそう
マルケス弟も「完璧な2位」
全力で走ってるのは伝わるしライディングもスムーズでミスも無い
兄さえ居なければ勝率100%
マルケス兄弟のmoto GP はどこまで続くか?