
『KTM撤退の場合は、ホンダがテック3チームを引き取る』
★5月9〜11日のフランスGP終了後の、KTM選手の総合順位は以下のとおり。
9位ペドロ・アコスタ(−125ポイント、KTMファクトリー)
11位マーヴェリック・ヴィニャーレス(−131ポイント、KTMテック3)
14位ブラッド・ビンダーはリタイア(−139ポイント、KTMファクトリー)
15位エネア・バスティアニーニ(−140ポイント、KTMテック3)
★5月20日、『PIERER Mobility AG』および『KTM AG』が、約6億ユーロ(約977億円)の融資コミットメントを受けたことが公表された。
同資金は『KTM AG』、『KTM Components GmbH』、『KTM Forschungs & Entwicklungs GmbH』の債務再編計画に使用される。
★同資金によりKTMモトGPチームは、ドルナ(モトGP運営会社)との契約通り、2026年末までは参戦を続けられる模様。
2027〜2031年までの契約については冬季オフシーズンより交渉が始まっているが、今のところは未定である。
★ちなみにKTMはファクトリーもテック3も、2026年末までの参戦契約をドルナと結んでいる。また、両チームの計4選手はKTMと2026年末までの契約である。
★一方、数ヶ月前よりホンダが「2027年に第2のプライベートチームを参戦させたい」希望していたため、ドルナ側はKTMが撤退した場合のB案としてホンダ側に、「最悪の場合、2026年にもテック3チームを引き受けることは可能か?」と打診したとのこと。ホンダからの回答は、「必要ならば、可能である」と。
★なお、テック3のエルヴェー・ポンシャラル(チームマネージャー)は、「ピット・バイラ(KTMスポーツディレクター)と話し合った際、モトGP撤退の可能性は感じられなかった」と明言しており、ホンダ移籍の可能性についてはノーコメントとしている。
★ちなみにBMWは当初、「2025年シーズンからモトGPに参戦する」と公言していたが、今のところ、沈黙を保っている。
ドルナ側は、レギュレーションが改定される2027年にBMWが参戦するものと見ており、たとえKTMが撤退しても現状通りの5ファクトリーチームを確保できると踏んでいる。
★なお、KTM撤退の場合、現在所属している4選手(特にファクトリー2選手)については、4チームが引き取り手として名のりを挙げている。
(参照サイト:『Gpone』)
(参照サイト:『Corse di moto』)
おぉ、テック3が「ホンダ→ヤマハ→KTM→ホンダ」と元に戻る可能性があるのね。
まぁ、KTM撤退が無いのが一番ではあるが。。。
KTMが残留する事が一番だが、もし駄目になるならばテック3にはホンダorヤマハに来て貰いたい。とくにホンダは大企業病からくる旧体質を払拭して苦境から脱却をして貰いたいので、実力あるプライベートチームに一つでも多く参加して貰い、開発スピードを早めていくのが即効性があって良い。
たとえホンダとて、最新型は4台が限界だろうからテック3引き受けても型落ちマシンなんだよなぁ。色々データは取れるだろうけどね