Screenshot『鈴木竜生:引退後、1ヶ月で7kg太り…あれ以来、オートバイには触ってもいない』
★タツキ・スズキ(28才)は2015年にマヒンドラ機でモト3デビューし、2019年には『SIC58』チームのホンダ機で同クラス初優勝を決めて総合8位を獲得した。
2022年には強豪『Leopard Racing』チームに移り、表彰台に3回上がり総合7位を獲得。2024年に『Intact GP』のハスクバーナ機を駆り、翌年そうそうに引退を表明した。
リッチョーネ(ミザノサーキット近郊)在住でイタリア語が堪能なことから、伊メディアからは『日本系リッチョーネ人』と呼ばれている。
なお、現在は『Andreani Group』で働いている。
★先日、スズキ元選手がアンドレア・ミーニョ(29才、元プロレーサー、現ロッシ陣営のモト3コーチ)のポッドキャスト『MIG babol』で、インタビューを受けた。
【調子はどう?】
「まぁ、元気だよ。ほら、現役の頃よりずっと調子が良いわけだから…。」
【それは、また、なぜに…?】
「2024年の12月に引退を決めたんだけど、あの時、選択肢は2つで…結局、このスポーツって、自分の考えだけで全て決められるわけじゃないじゃない。
何か良いチャンスが巡ってくるかも…って、結局、12月まで待ってはみたんだけどねぇ。クリスマスが近づいても何も決まらず、『あちゃ〜どうする?…どうしよう?』って思ってたんだ。
まぁ、元カノに感謝ってとこかなぁ〜。彼女に『家族は元気にやってるんだから、引退しても日本に帰れば良いんじゃないの。特に問題もなく元気なら、ご両親が助けてくれるでしょう』って言われたっ瞬間、ハッとなったんでね。」
【ハッとなったとは…?】
「思ったんだよ…『よし、じゃあ引退するぞ。選手以外で、モトGPパドックに戻れそうな仕事を探すぞ』って。
もう二輪レーサーではなくなるけど、でも、何かやってみたいこと…とにかく、目標は新たな仕事でモトGPパドックに戻ることだって。
元カノの一言があったから、また新たな勝負を始められたってわけ。そして、今は現役の頃より遥かに良い感じで…ここ2〜3年は特に良いね。」
【特に良いとは…?】
「つまり、メリット/デミリットがあるわけで…まぁ、ドラッグみたいなもんだったんだろうなぁ…。
なんて言うか…あの環境がねぇ…10年そこらパドックにいたわけで…そうすると開幕の頃なんか、パドックで働いてる人達が自分の家族以上の存在になってくるじゃない。
ここが自分の家なんだって感じがして…だから、パドックの外に出ると、まるで丘に上がった魚みたいで…息をするのもままならず、パドックでの感動が唯一無二って感じになってしまう…。
それで、無意識の内にあの環境に戻ろうとしてしまうんだよ…そこで育ち、ずっと過ごしてきたんだから。
[…中略…]
選手をやってると、レースウィークの度に主役になれるけど…あくまでも、上手くいってる内だけなんだよね。人生バラ色って時だけなんだよ。
パフォーマンスが落ちて、思うようなレースができなくなってくると…普通のオフィスワークより酷いでしょ。
こう言っちゃなんだけど…オフィスワークなら朝8時から夕方6時まで働けば、あとは自由じゃない。ところが、二輪レーサーの場合は24時間ずっと仕事漬けだからねぇ。
あと、モト3の場合、『体重が命』って感じでしょ。」
【あぁぁ〜それねぇ…】
「マシンの馬力より選手の体重の方が重視されるんだからねぇ…馬鹿みたいな話だけど、あの強豪『レオパード』に居た時なんか『体重は60kg以下』って自分で決めてたんだから。」
【60kgなんてアッと言う間だろ…】
「その通り…だから、引退を決めた時、夜遊びやらピザ喰いやら…それまできなかったことをやりまくったよ。
おかげで、ほら…引退後、1ヶ月ぐらいで7kgも太ったんだよね。あと、『もしかしたら、自分はレース参戦が好きじゃないのかも』って思うようになって…」
【じゃあ、なんでずっと出続けてたの?】
「とにかく、競争するとか挑戦するとか、競い合ってる相手に勝つってことが好きだったんだろうねぇ。勝って、アドレナリンが出まくることとかね。
でも、今思えば、それって二輪レーサーじゃなくても良かったわけで…ただ、サッカーなんかよりはオートバイの方が得意だったからね。
それで、自然に二輪レースに出続けるようになって…単純にオートバイに乗るのが好きだったんじゃなく、あくまでも競争して勝つことが好きだったんだって思うだよね。
もちろん、オートバイって良いもんだよ…でも、今はレースとはちょっと距離をおいてるんだ。なんと…モト3での最後のレース以来、オートバイに触ってもいないんだよね。」
【恋しくならないの…?】
「全然。」
(参照サイト:『Moto.it』)
(Photo:Instagram)






「元」カノに感謝、、、(笑)