ストーナーの喧嘩事情『アブラハムにはがっかり』

モトGP『ストーナーがムジェッロでのアブラハムとの一件を説明』

ムジェッロのテスト中、カレル・アブラハム選手と激しい口論をしたケーシー・ストーナー選手が事情を説明したがっている。
両選手のマシンのフロント部が接触したことでアブラハム選手を激昂させたわけだが、アブラハム選手の方ではストーナー選手がわざと接触してきたと主張しているのだ。ストーナー選手と言えば、ル・マンGPではド・プニエ選手を『拳』で軽く殴った件で5千ドル（約40万円）の罰金を科せられていたのも記憶に新しい。

ストーナー選手は次のように話している。
「今回の件については少しがっかりしてます。正直な話、今年のアブラハム選手のライディングレベルは凄いなぁと思っていたんで。こんなに早く上手くなるなんて思ってなかったんですよ。ただ、ここ2回ぐらいのレース・ウィークエンドで、僕の後ろの追い回して来ていてね。見かけるとすぐに加速してきて、ベストのライン取りに乗ってこようとするんですよ。僕のスペースがなくなってしまうじゃないですか！こっちは全然違うラインを取らなきゃならないし、テストの時には全員にスペースが与えられるべきでしょう。最速ラップを出そうとしてるわけじゃない、新しいパーツのテストをしてるんだから。最終コーナーでアブラハム選手がライン上を走ってたのが気に入らなかったんです。それで、最初のコーナーの出口で僕がアクセルを閉じたら、むこうが怒り出してきて。僕としては気に入らないですよ。先に美味しい思いをしようとしたのは、あっちじゃないですか。
少しがっかりしてるんですが、でも、ザクセンリンクで会ったら彼と話し合ってみようかなと思ってます。状況を良い方に持って行けるかもしれないですからね。」

（日本語翻訳：La Chirico / 伊語記事：Motograndprix 2011年07月05日）

先日、イタリア人のモトGP通も言ってたんですが
やっぱり、最近のストーナーは怒りっぽくなったと…

引き続き、アドリアーナ夫人の内助の功に
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