WSB『ミス?自分の責任』
強豪ライダーらも誤ることはあるものだが、カルロス・チェカのレース2でのミスに関しては、これほど経験豊かな選手にさえこんなことが起きるのか…と言った感じだ。
ライバルらがスリックタイヤに集中するなか(もしくはビアッジのように、せいぜい前輪ハーフ&後輪スリック)、チェカ選手は前後ともレインタイヤを選択。レースは『ウエットコンディション』と発表されていたものの、太陽は燦々と輝き、アスファルトもほぼドライ状態だった(一部ウエットなゾーンはあったが、ほとんど走行ラインから外れていた)。
「自分も絶対にまた雨が降り出すって確信してたし、うちはかなり正確な予報情報を入手してたんですよ…それのおかげでスタート時間がまさに午後3時半になるかもって読んでたんですから。後の祭りだけど重大ミスでした…全責任は僕にありますね。」
どんな戦略から今回の選択になったのですか?
「雨が降り出したら有利になるだろうって思ってね。そうは問屋が卸さなかったけどね。そのうえ、ウォームアップラップ後にボックスに戻っていれば、大したタイムロスにもならなかっただろうし、かなりのポイントを捨てずに済んだんだけどね。ところが2周走ったところでボックス帰還となってしまい、レースを何とかするにはもう時間をロスし過ぎてしまっていた。新たな気持ちで前に進むしかないですよ。」
一方、ビアッジ選手が総合1位に返り咲きましたが。
「実のところ、自分としてはレース1の出来に満足してるんだけどね…1回目をドライで走って、土砂降りの中で再スタートなんて言うのは生易しいことじゃないから。トラクションもグリップもなくなっていたし、スーパーバイクでの自分のキャリアの中では一、二を争うぐらい厳しいレースでしたよ。だから3位って言うのは、まったくもって最高でしたね。」
ジュリアーノ選手の『仲間割れ』オーバーテイクがなければ2位だったのでは…。
「彼にはお祝いを言っておきましたよ。良いレースをしてたし、あのリザルトは妥当でしょ。」
(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:Gpone 2012年04月22日)
モト2クラスのクラウディオ・コルティ選手がWSB観戦しながら、こんなツイートを…
Claudio Corti @ClaudioCorti71 2012年4月22日16時頃(イタリア時間)
Ottima scelta di gomme Checa …. BIG MISTAKE !!!
《最高のタイヤ選択、チェカ…ビッグ・ミステイク!!!》
チェカ選手、モンツァで頑張れ!青山選手も頑張れ!!クリックPrego