マルコ・メランドリ公表：ドゥカティSBK、2017年

『マルコ・メランドリ公表：ドゥカティSBK、2017年

★『Aruba.it Racing』チームが2017年SBK参戦の体制を発表した。ライダーはチャズ・デイヴィス（29才）とマルコ・メランドリ（33才）。マシンはドゥカティ。

★両選手はかつてチームを組んだ経験があり、その際はメランドリ総合4位、デイヴィス総合5位だった（2013年、BMW）。

★メランドリ選手はダヴィデ・ジュリアーノ後任となる。

★メランドリ選手は2011年から2014年までSBK参戦し、100レース参戦、49回表彰台、19回優勝。
2015年にモトGP復帰したものの、同年7月に撤退。その後、シート浪人の状態が続いていた。

★メランドリ選手のコメント。
「またレース参戦できるなんてワクワクしますね。夢が叶いました。ずっと言ってきたことですが、僕は勝てるマシンとチームにのみ狙いを定めてきたんで、これ以上の望みはありません。SBKのことはずっと身近に注目してきたし、パニガーレR機と僕のライディングスタイルが100％合うことは確信してます。あとは一歩ずつ前に進んでいくことですが、ポテンシャルは間違いなくありますから。勘を取り戻すのが簡単ではないことは覚悟してます。でも、走りこんで最初のテストに向けて準備していく時間はたっぷりありますから。今年の夏はヴァカンス返上で、パニガーレR市販機でトレーニングする予定です。」

★ジジ・ダッリーニャ氏（ドゥカティ・ゼネラルディレクター）のコメント。
「チャズ・デイヴィスはもうドゥカティファミリーの一部となってるし、好リザルトのおかげでファンの心も鷲掴みにしてますね。だからこそ、我々も2年の契約更改を喜んで受け入れました。チャズはコンスタントな成長を見せており、確実にさらなる野心的な到達点に向かっていってくれることでしょう。
マルコは偉大な才能の持ち主で、SBKでは既に貴重な結果を出してきました。ここ数年のブランクで、その才能が損なわれていないことは確信しています。
ダヴィデ・ジュリアーノのことは残念に思ってます。うちのチームとは今シーズン一杯となるが、今後の活躍を心から祈ってます。ダヴィデは高い戦闘力を証明し、数多の表彰台とファーステストラップを獲得してくれました。また、パニガーレRスーパーバイク機の開発にも意義深い貢献を果たしてくれました。彼には感謝してます。今シーズン末まで、然るべきリザルトが獲得できるよう最大限のサポートをしていくことを保証します。」

（2016年07月28日『Corsedimoto.com』記事参照）

[amazonjs asin=”4062729393″ locale=”JP” title=”新しいニッポンの業界地図 みんなが知らない超優良企業 (講談社+α新書)”]