『ペドロサ:コーナーでのフォームを変えないと』
★バルセロナサーキットで6月18日(月)、モトGPテストが行われ、ほぼ全選手が参加した。
★ダニ・ペドロサ(ホンダファクトリー)は同テストで7位だった。
★ペドロサ選手はこれまでマシン開発においてエンジニア陣に常に有用な手がかりを提供してきたことで有名だが、今シーズン末でホンダ離脱が決まっているため、2019年用パーツのテストは行わず、2018年用マシンの改善作業に集中した。
★チームメイトのマルケス選手は同テストで2018年進化版マシンのテストを行っていたが、ペドロサ選手はバルセロナ決勝戦で使用したマシンの改善作業に集中していた。
★ペドロサ選手のコメント。
「かなり走り込みました。朝10時から夕方6時までぶっ続けですよ。メカニック達も休憩なしで頑張ってくれてました。マシンに施した各種変更がけっこう時間がかかるものでしたからね。マシンの大部分を解体する必要があり、複雑な作業だったんですよ。
特にジオメトリーに手を入れて、日曜レースの時の状態を改善するよう努めてました。上手く行ったと思いますよ。最終的にポジティブなテストでしたね。けっこうキツい1日だったけど。」
【日曜レースの後、ライバル陣の方がタイヤを上手く使っていたと言っていたが…】
「やるべきことは全て試してみたけど、上手くいかないこともありました。路面温度がかなり高く、タイムを読み解きにくかったんですよ。
ポジティブな1日ではあったけど、あまり浮かれないようにしないと。正しい方向に向かってるかどうかは何とも言えないんで。」
【今後に向けての懸念事項は??】
「タイヤを上手く使って、コーナーでのペースを上げていくこと。コーナー中盤のスピードを上げること。それから、好スタートを切ることです。
コーナー進入は良いんだけど、今週末はその後がイマイチだったんです。タイヤを上手く使えるかどうかですね。コーナーでの手順を変えて、それに合わせたライディングにしていくべきなのでしょう。」
【ミシュランが2019年用の新フロントタイヤを用意してきていたが…】
「試してみました。あのタイヤだとスタートも良いし、1分39秒台で6〜7周回走れたんで、基本的には気に入ってます。気温のせいでちょっと良く分からないんですが…でも、良かったですよ。」
(2018年06月19日『Motorsport.com』記事参照)
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