MotoGP

カル・クラッチロー、ドゥカティ移籍:公式発表

先日、スペイン『Motocuatro』サイトがリークしていたクラッチロー選手のドゥカティ移籍!本当に公表されましたね〜!!
では、本家本元ドゥカティ・コルセの公式サイトから見てみますか。



ducati-corse.jpg カル・クラッチローおよびドゥカティが2014年より連帯

ドゥカティでは英国人ライダーのカル・クラッチローと、2014〜2015年に当チームよりモトGPクラスに参戦する事で合意に達しました。
クラッチロー選手は来季、アンドレア・ドヴィツィオーゾとチームを組む事となります。両選手は2012年に既にチームメイトとして参戦した事があり、今後はドゥカティのデスモセディチ機およびモトGPプロジェクトの開発・育成に向け共に作業していく事となります。
クラッチロー選手は2009年にスーパースポーツ世界選手権でタイトルを、また、2011年にはモトGPでルーキー・オブ・ジ・イヤーを獲得し、現在はモトGPクラス総合ランキング5位に位置し、最良のシーズンを送っております。今シーズン前半9戦では4回表彰台に上がり、オランダのアッセン戦では初のポールポジションも獲得しました。
また、2013年末には当チームより5年間参戦してきたニッキー・ヘイデンとの関係が終了する事となります。当メーカーでは同選手の惜しみない尽力に対し感謝の意を表します。
チーム全体、そしてドゥカティ・コルセでは今シーズン後半を有終の美で飾るべく、ヘイデンおよびドヴィツィオーゾ両選手を全面的にサポートしていく所存です。

カル・クラッチロー

ゼッケン:35
年齢:27歳(1985年10月29日、イギリスのコヴェントリー生まれ)
身長:168cm
体重:66.68kg
参戦数:43回(モトGPクラスのみ)
初参戦:2011年カタール戦(モトGP)
表彰台:6回(モトGPクラスのみ)
初PP:2013年TTアッセン(モトGP)
SBK参戦数:30回
SBK優勝:3回
SBK表彰台:11回
SBK PP:6回
スーパースポーツ参戦数:17回
スーパースポーツタイトル:1回
スーパースポーツ優勝:5回
スーパースポーツ表彰台:10回
スーパースポーツPP:10回

2001年 アプリリアRS125チャレンジ タイトル獲得
2006年 ブリティッシュ・スーパーバイク選手権タイトル獲得
2009年 スーパースポーツ世界選手権タイトル獲得(ヤマハ)
2011年 モトGP ルーキー・オブ・ジ・イヤー受賞(ヤマハ・テック3)

(Source:2013年08月02日 Ducati Corse公式サイトより抜粋)





昨日はしっかり沈黙していたクラッチロー選手も、やっとツイッターでコメントしましたな。

《そう、いまや公となったね。来季はドゥカティで参戦するよ。このプロジェクトに最善を尽くしていく。僕を信じてくれているメーカー、そしてチームの全サポートを頼りにできるんだって確信してるよ。
チーム・テック3での3年間は素晴らしかったし、別れるのは本当に残念!今シーズン後半、最善を尽くしていくことは絶対だよ…》



イタリア/スペインも各サイトが同ニュースを報じておりますが…
おっ、『Motosprint』によればですね…クラッチロー選手の契約金は「2年間で300万ユーロ(約3億9000万円)と言う噂」だそうで…
また、クラッチロー選手自身は「2014年末にはフリーの身でいれるよう1年契約を望んでいたが、ドゥカティの希望により2年契約となった」とも書かれてますな。

先日、クラッチロー選手の移籍ニュースの下に、ロッシ選手の『ドゥカティ移籍は過ち』なんて記事を載せてた『Corriere dello sport』サイトなんですが…
本日の移籍公表記事の写真が…ひ、ひどい(涙)
こんな…命かげろうなクラッチロー選手…見たことないっす………
やっぱり、昨日の記事の並べ方はわざとだったんでしょうかねぇ。



corriere-cal.jpg



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POSTED COMMENT

  1. より:

    レギュレーション、ワークス4名でも、ヤマハは2名でいくと。ホンダはどうするんだろう。

    結局こうなりましたねぇ。

    ドカに生気を吸われたクラッチロー、未来の図と言うところでしょうか。別人の様なひどい写真ですねぇ。普通だったらNG。

    ヤマハとしては、安くて若い才能は、いっぱい居るという事でしょうか。

    27歳、2年契約。一番アスリートとして美味しい所をドカで。微妙な所ですね。
    ワークスとサテライトの差が小さいと言われる昨今なのに。やはり、金額が、噂で倍も違えばねぇ。ロッシ・ヘイデンというチャンプで駄目なのだから、駄目元ですし。

    決まったからには、ぜひ乗りこなして欲しい。 頑張れ、カル。
    まず、残りの後半戦で、ロッシを超えるのだ。そこからだ。ヤマハを後悔させろ。
    とはいえ、メーカーはシビアに見てますからね、やっぱり、フィードバック能力やセッティング能力など、足りない所が有るんでしょう。

    それにしても、イギリスは、マーケティング的に、あまり必要じゃないんですかねぇ。
    スミスは英国人だけれど。

  2. tom より:

    ヤマハは会社の台所事情考えればレギュレーションがどうであってもワークス体制をもう1台分増やす余裕は無い,ってことなんでしょうね。
    27歳という年も微妙だったのかもしれません。マルケスぐらい若ければヤマハの判断も違ったのかもしれませんが…。

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