MotoGP

マルク・マルケス:弟ケガに見事な応急処置、ミール医師『私の地位も危ない…』

怪童マルク・マルケス選手…
また1つ、新たな伝説を作ってしまったようです。
今回は、なんと医療分野で。

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★マルケス兄弟(マルク&アレックスが)10月4日、バルセロナのプライベート・サーキットでトレーニングをしていた際、弟アレックスが転倒し、肩が抜けてしまった。救急車の到着を待っていると手当が遅れると判断し、弟アレックスをテーブルの上に寝かせ、兄マルクが見事に肩を入れ直した。

★その後、弟アレックスはハビエル・ミール医師のもとへ搬送された。

★兄マルクはシルバーストーン戦での転倒で肩を脱臼していた。
(Source:2013年10月10日 Gpone記事より抜粋)




おっ、さすがスペイン『Motocuatro』サイト…
ご本人達と、それからプロライダーなら誰もが感謝している…バルセロナの名医ミール先生のコメントがねっとりと。

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★マルク・マルケスのコメント。
「うちの弟が、今まで見たこともないような馬鹿みたいな、アホみたいな、単純な転倒をしたんですよ。絶対、止まろうとしてたんですよ!時速10キロで転んで…ツイてないことに、また右肩が抜けてしまったんです。
(ミール医師の診断後)病院ではレントゲンさえ撮らなかったんですよ。ミール先生から、肩は完璧だし非常に良い仕事だって言われました。実は、かなり悩んだんですけどね。やらねばならなかったんです。やらなかったら2レースは逃してただろうし、アレックスもがっかりしてたでしょう。」

★救急車を呼んだものの、兄マルクがシルバーストーン戦で脱臼した際にサーキットの医師らから、“こう言うケガは一分一秒を争うもの。時間を置くと肩が冷えてしまい、回復するのに何週間もかかる。”と言われたのを思い出した。

★アレックス・マルケス(セパン・サーキットのクリニックでレーザー治療を受けながら)のコメント。
「(肩が抜けるのは)これで3回目なんです。救急車が到着するのに1時間弱はかかるって分かっていたし…父は自分にはどうする事もできないって言うし…父は敢えて挑みはしないんで…それで僕が兄にやってくれって言ったんです。兄なら経験もあるし、以前、絶対に軽い感じでやったんでしょって。どうなるか、可能性は2つだけ…上手く(肩が)入ってマレーシア/オーストラリア/日本戦に出られるか、入れ違えてレースに出られなくなるか。
兄が “本当にやって欲しいの?”って聞いてくるんで、僕は “さあ、やってみてよ。もう何分も経ってしまってるんだから!”って。
肩が抜けた時って、まるで肩がぶら下がってるみたいな感じなんです。肩がある感じがしない。肩が入った時は、まずスゴい痛いですね。でも、それも一瞬のことで、本当にもの凄くホッとするものなんです。」

★ハヴィエル・ミール医師のコメント。
「簡単そうな治療に見えますが、そうじゃないんですよ。あの子達は応急手当を会得するほど賢くて…実のところ、私としては気をつけなければ。マルクの事ですがね…何をやらせても一流で、私の地位が奪われてしまいますね。」
(Source:2013年10月12日 Motocuatro.com記事より抜粋)




マルク…恐ろしい子クリックPrego

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