『ロレンソ:F1からモトGPは学べる、逆もまた然り』
★ホルヘ・ロレンソはF1パドックに何度も招かれたことがあり、今年は『Mercedes F1 W05 Hybrid(※2014年のF1チャンピオンマシン)』の走行テストも行った。
★ロレンソ選手が『Crash.net』インタビューで、モトGP/F1のそれぞれの長所短所を次のようにコメントした。
「トラック上での事に関してはF1はモトGPから学ぶことができるだろうし、トラックの外での事に関してならモトGPはF1から学べるでしょう。これが一番手っ取り早い分け方じゃないんですか。
例えば、モトGPと言うのは今現在、モータースポーツの中でもは一番見ごたえがあると思うんですよ。F1に比べ、見ごたえもかなりのものだし、とにかく面白いでしょ。でも、F1のパドックの方が実に賢明な運営がなされてるでしょう。それほど人で混雑していないから、選手にとっては遥かに良いですよ。あれならパドック内を自由に歩けますからね。」
【モトGPパドックの混雑ぶりは酷く、最近、ロッシ選手がファンから告訴されかけていたが…】
「昨今のモトGPのパドックは、もう以前のように自由になんて歩けませんからね。とにかく、人がうようよいるから。ピットボックスからモーターホームまで、いつもまっしぐらに突き進んでいかなければならない。パドック内をうろつくことなんてできません。だって、無理なんですから。1mも進まないうちにファンから写真撮影を頼まれるんですからね。
F1チームはスポンサーとの関係もプロフェッショナルですよ。F1のスポンサーは別物で、モトGPのよりも目立ってますよね。」
(2016年12月31日『Motoblog.it』記事参照)
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