エスパルガロ談その1『ヴィニャーレスの存在に苦しんでいた?』

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『エスパルガロ:アプリリア機は予想されている以上に強い』

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★3月3日、アプリリアがイタリアのノアーレ本社で、2017年版モトGP機『RS-GP』のプレゼンテーションを行った。

★マシンのカラーリングはアルド・ドゥルーディ氏(※ロッシ選手のヘルメット専任デザイナー)のスタジオが手掛けた。

★昨年末でスズキを離脱し、アプリリアに移籍したアレイシ・エスパルガロ選手のコメント。

【アプリリアで新たなチャレンジとなるが…】
「スズキからの移籍は降格だなんて言う人もいたけど、僕はそうは思いません。アプリリアは54ものタイトルを勝ち取ってきてるのだから、つまり、実力があるわけでしょ。この数ヶ月でマシンはかなり成長しました。いまや生粋のモトGP機となり、ここのチームのトップライダーになると言うことは大きな責任ですよ。嬉しいです。」

【カタールでの最終テストの目標は?】
「パワーコントロールとレース後半部分の改善ですね。そこが重要ポイントだと思ってるんで。カタールはフロントタイヤの消耗が激しいトラックなんですよ。目標はタイムを上げることではなく、レースに向け戦闘力の高いマシンにすることです。」

【アプリリアRS-GP機の乗り心地は?】
「大満足ですよ。去年はフロントへのフィーリングを100%なくしてしまったんです。僕のライディングスタイルはフロントブレーキにかかってるので、アクセル操作をあまり上手いことできなくて苦戦してしまうこともあったんです。RS-GP機はハードブレーキングやコーナー旋回で実に安定していて、僕としてはこれだけでも大満足ですね。」

【現在、どのぐらいの段階まで進んだの?】
「正直なところ、どの段階まで行けるのか分からないんです。マシンを更に把握しなければならないのは確実だし、ロングランをもっとやって、新タイヤで限界までプッシュしなければ。そう言う、今まであまり試してこなかった事をやらなければなりません。50%ぐらいの段階だと良いんですけどねぇ。そうしたら、まだ伸びていけるマージンがたっぷりあると言うことでしょう。全体的な手応えは最高だし、マシンの乗り心地も良い。あとは、この先、どこまで進めるかですね。」

【マシンのどの辺りを改善すべき?エスパルガロ選手はどのぐらい貢献できそう?】
「僕が改善しなければならないとは思ってません。アプリリア全体でやるべき作業でしょ。僕がするのは何が必要かをきちんと指示することで、作業をするのはアプリリアのスタッフですから。現在のモトGPのレベルはかなりのものだし、うちはエンジン面を成長させ、馬力を増やしていかなければ。コーナー立ち上がりの安定性もそうですね。今のところ、トラクションのせいでマシンがピリピリしてしまって。スズキ機の方が操縦は単純だったんですよ。アプリリア機の方が重いんで、方向転換の時に実感しますね。でも、僕は体力勝負のマシンで、しかも、しっかり安定してくれている方が好きなんですよ。」

【チームメイトのサム・ロウズ選手とはどんな話を?】
「彼が最速ライダーであることは周知の事実で、去年、数字でそれを証明しましたよね。僕が彼に話したのは、『モトGP機と言うのは単純に限界ギリギリまで持っていけるようなマシンじゃないし、アプリリア機はまだヤマハやホンダのようなレベルには達していないのだから辛抱しなければならない』と言うことだけです。他のルーキー選手と比べたら、それほど苦労しなくて済むんじゃないかと思いますが、でも、慌てず、一歩一歩成長していかなければね。」

【今年もまたファクトリーライダーだが…】
「僕のキャリアの全盛期なんだと思います。2015年はスズキで初めてファクトリーライダーとなり、順調に進みました。去年は精神面がキツかったですね。おかげで色々と理解できたし、さらに強くなれましたけど。スランプになると、本当に人間らしい人って言うのはむやみやたらと叩いてはこないものだってことが分かりますよ。
体力面では好調です。痩せたし、経験も増えたし、本当にモチベーションが上がってますね。」

【スズキでは強豪ヴィニャーレス選手の存在に苦しんでいた?またファーストライダーになれて良かった?】
「マーヴェリック(ヴィニャーレス)の存在や彼のリザルトのせいで苦しんでいたのではなく、僕自身が不調だったんです。本当にもう散々な状態でした!フロントのフィーリングが掴めず、転倒ばかりしてね。この手のトンネルから抜け出すのは本当に難しいもんですよ。アプリリアは偉大なメーカーだし、そのアプリリアがプロジェクトを進めていくのに僕を選んでくれたんです。おかげで安心できたし、モチベーションは最高ですね。」

[ 後半に続く ]

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(2017年03月04日『Motorsport.com』記事参照)
(2017年03月04日『Motorsport.com』記事参照)
(2017年03月04日『Motorsport.com』記事参照)


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