MotoGP

ロッシ談5『ファウスト・グレジーニ逝去は大きな損失』

『ロッシ:ファウスト・グレジーニ逝去は大きな損失』

★3月1日、ペトロナスSRTが2021年のチームプレゼンテーションを行った。

★ヴァレンティーノ・ロッシが3日、リモート囲み会見で次のように話した。なお、チームメイトのフランコ・モルビデッリの会見は2日に行われた。

★ロッシ選手の会見には多数の記者が参加を希望したため、会見プラットフォームを利用できない者もいた。

[ その4はこちら ]

【世代交代について、どう思う?】
「トラックを走っていても、自分の年令と言うのは自覚するもので…まぁ、アカデミーのおかげで、毎日、世界選手権ライダー10名ほどと接してられますからねぇ。そのうち、3名はモトGPライダーだし。
トレーニングでは相変わらず彼らと渡り合っていけてるし、息も上がらず、体力的にも大丈夫ですよ。。そのうえ、色々なタイプのマシンに乗って、週に2〜3回は勝負してますからね。
いまだ、高い戦闘力でいけてるし、僕が最速のこともあれば、負けてしまう時もありますけどね。とにかく、常に前の方を走れてるんで。
こう言うのが良いんですよね…年を取っても、速い走りができるんだってところを見せたい気持ちがね。」

【今年はヤマハに対して、『その選択は間違っていたぞ』と言う気持ちで頑張りたい?】
「いや、そう言う気持ちで走る気はないです。励みになることは、他にいくらでもあるから。また優勝してやろうとか、何度も表彰台に上がってやろうとか。フランコやペッコ、ルーカとの対決もそうだし、速い走りをしてポイントを稼ぎ、シーズン末には上位に喰い込んでやろうとかね。
とにかく、モチベーションはたっぷりあるから。」

ファウスト・グレジーニ逝去については?】
「本当に辛いことでした。ファウストはぴんぴんしていたし、まだ60才だと言うのにコロナで亡くなってしまって…。どんなに元気でも、コロナで死んでしまう可能性はあるってことを、皆、肝に銘じないと。
ファウストとは昔からの知り合いで…子供の頃、父の関係で会ってたんですよ。現役時代、カピロッシと戦っていたレースは良く観ていたし、チームマネージャーになってからは僕にとっては最強のライバルチームでした。まず、250cc時代はカピロッシで、モトGPに昇格してからはジベルナウとメランドリでしょ。イタリアにとって、手本のような人物でした。モト3チームは数多くの若手ライダーを育て上げていたでしょ。僕ら、チーム対決もけっこうしてましたからね。
世界選手権パドックにとって、大きな損失となってしまいましたよ。」

[ 完 ]

(参照サイト:『Moto.it』)

ロッシ選手のVR46チームは、本当にモトGP昇格するのか?って話は、note『VR46はモトGP参戦するのか?グレジーニチームはどうなるのか?』でどうぞ!

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