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ラズガットリオグル『今は99%の仕上がり具合!』SBKポルティマオテスト

『ラズガットリオグル:今は99%の仕上がり具合!』

★1月29~30日、SBKテストがポルティマオ・サーキットで行われた。

★同テストリザルトはこちら
なお、モトGPクラスから参加していたマルケス兄弟は、トランスポンダー未使用によりタイムはない。

★トプラク・ラズガットリオグル(27才)は2020年にカワサキからヤマハに移籍し、2021年にSBK初タイトルを獲得した。
2024年からはBMW機で参戦する。

★今回のポルティマオテストで30日に首位タイム(※コースレコード)を出し、話題の的となっていた。レースペースも好調である。

★同テスト終了後、ラズガットリオグル選手が次のように話した。

【絶好調で…】
「素晴らしい1日でしたね…実に良い仕事ができました。1周タイムではなく、ペース作業に集中してたんですけどね。
早々に開幕戦だから、レース向けの良いセッティングが必要なんですよ。今は99%の仕上がり具合です。
フィーリングはポジティブだし、毎日、伸びていってますね。
『SC0』タイヤで1’39″8を出し、3〜4回以上は繰り返せてたはずなんです。『SCX』タイヤだと1’39″2だったんで、驚異的ですよね。本当にびっくりですよ。
テスト終盤、チーム側に『SCQ』タイヤをリクエストしたんですよ…たくさんあったから。レースウィークエンドでは使わないから、今回のテストでも使ってなかったんです。
履いてみたら、0.1秒しか削れなくって…短めマシン用のスイングアームを使ってたからなんですけどね。
きちんと機能してくれなかったようで、ちょっと跳ねてたし、ウィリーも酷かったです。1分38秒台は無理だったけど、次回はなんとかなるでしょう。」

【BMW機の乗り心地はどう?】
「『SC0』タイヤで15周回のレースシミュレーションをやったところ、最高タイムが出せました。
レースに向けて、準備万端って感じですね…ただ、まだ学習中だし、もっと時間が必要でしょう。毎日、伸びてはいますけどね。
シミュレーションでは本当に強い走りができてたんで、大満足です。」

【正しい方向に進んでいるようで…】
「好セッティングも見つかって、今は『自分のマシン』って感じがします…自分のライディングスタイルで、上手く乗りこなせてるんで。
もうちょっと何か必要なんですよ…まだターンが100%じゃないんで。でも、100%に近い状態なんですけどね。
毎日、学びがあり、伸びていってます。チームと共に満足してます。
(チームメイトの)マイケル・ファン・デル・マークも好調そうで…シーズン中は好リザルト目指して、一緒に作業していきますからね。
マシン適応には、もう少し時間が必要かな。」

【次のテストはフィリップアイランドだが…】
「新アスファルトだから、グリップを確認しないと…マシンがどんな風に動いてくれるものなのか。
ぜんぜん違うタイプのトラックだから、楽ではないでしょう。ポルティマオとはグリップが別物なんで。
どのタイヤにするかは分かりません…通常、リアは『SC1』だけど、『SC0』が使えそうか確認しないと。
現時点ではなんとも言えないんで…とにかく、テストになってみないことにはね。」

★次のSBKテストは2月19~20日にフィリップアイランドで行われ、開幕戦は2月23〜25日に同サーキットで行われる。

(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram

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