
『ストーナー:マルケスとの一件…先に仕掛けたのはロッシの方だ』
★2015年のモトGPはヴァレンティーノ・ロッシとホルヘ・ロレンソがタイトル争いをし、ロレンソ元選手が5ポイント差で勝利した。
★なお、同シーズン終盤、ロッシ元選手がマルク・マルケスに対して「ロレンソを勝たせようと八百長レースをした」と非難し、大論争を巻き起こした
★最近、ケーシー・ストーナー(39才、2007/2011年モトGP総合優勝)が、ポッドキャスト『Diari Ducati』で次のように話した。
【2015年のロッシvsマルケスの一件については…?】
「ある意味、マルク・マルケスは非難されて然るべきでしょうね…あのタイトル争いに、首を突っ込んでしまったんだから。
ただ、世間はすべてをマルクのせいにしてるじゃないですか…つまり、先に仕掛けたのはヴァレンティーノだってことを忘れてるんですよ。
マルクって言うのは、ああ言う選手であって…彼のレースを見れば、一目瞭然でしょ。そして、舌戦を仕掛けたのはロッシの方なんですからね。
ヴァレンティーノが仕掛けるまでは、あの2人は上手くやってたじゃないですか。マルクは、仕掛けられたから反応したわけで…意に沿わないことを言われたからなのでしょ。
そして、大炎上した。でも、大勢が忘れてしまってるんですよ…先に火をつけたのはヴァレンティーノだってことをね。」
【つまり、戦略的にロッシがミスをしたってこと…?】
「誰かさん(※マルケスを指している)がアグレッシブな走りをしていたら、辞めさせようなんて思うべきじゃないんですよ…マルク・マルケスみたいなタイプを、ビビらせることなんてできないんだから。
あの年のヴァレンティーノはタイトル獲得の可能性が高かったけど、最恐ライバルへの攻撃にのめり込んでしまったんですよ。むかっ腹を立てる相手としては、モトGP選手の中でも最悪の相手なんだから。」
【マルク・マルケスと言うのは、どんな選手なの?】
「もしかしたら自分より速いかもしれない…戦ったら負かされてしまうかもしれない…レースから、そして、チャンピオンシップからも脱落させられるかもしれない…そんな相手だと思いますね。」
【では、ヴァレンティーノ・ロッシとは?】
「キャリア最盛期の時は、多分、ライバルとの心理戦で勝てる力を持っていたでしょうね。
相手の胸の中に入り込み、心理戦を繰り広げていたから…多分、マルク相手にもできると思ったのでしょう。」
【しかし、できなかった…】
「彼のやり方は有名だったけど…結局、自分の方がコントロールを失い、自分には不向きな相手に戦いを仕掛け、結局、セパンではあんなことになってしまった。
ある意味、当然の試練を課せられることになった…と言う話でしょ。」
(参照サイト:『Moto.it』)
(Photo:Twitter Instagram)
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まぁケンカってのは先に手を出した方が負けるってのが常なんだが得意の場外戦で被害者の立場を作り上げたのはロッシの見事な手腕だな
「彼のやり方は有名だったけど…結局、自分の方がコントロールを失い、自分には不向きな相手に戦いを仕掛け、結局、セパンではあんなことになってしまった。
ある意味、当然の試練を課せられることになった…と言う話でしょ。」
まぁキャリアを見て、最後のチャンスだった。
結局 この年のChampionはJORGE LORENZOと言う事実は変わらない。
タイトル争いをしているロレンソを攻撃せずに無関係のマルケスを攻撃するロッシて意味が分かりません。
ストーナーさんの見立ては、当時自分が感じていたことと全く同じです。ロッシやり方間違えたな、耄碌したのかな、と。心理戦ってのは、自分が感じている不安を、相手も持っているという前提で、そこを突いていくものかと思います。マルケスはロッシの想像の斜め上をいく人物だということでしょう。やっぱりロッシはレースアニマル、マルケスはレースサイボーグということになりますかね。
この話は定期的に永遠に出てくるのでしょうね?今年のマルケスとバニャイアとの戦いはこれをもう昔のものにして欲しいところ。
ストーナーさんには完全に同意です。それまで先輩後輩でうまくやってたのに、急に意味不明に責められたら反発するのは当たり前のことで戦略ミス。
紛う事なき事実ですよね。
心理戦だか何だか知らないが
自身の影響力を利用して場外でライダーを陥れる。
やり方を間違えてたとしか思えない。
タイトルを逃したのは誰のせいでもなく完全に因果応報。
というかストーナー含めロッシの場外戦術の被害者は結構いるわけで…
ストーナーは母国と日本以外殆どのサーキットでブーイング食らったんでしたっけね
選手同士のいがみ合いみたいなの懐かしむ人いますけどクソみたいな時期でしたよ
昔から思ってますが、ヴァレ氏は思った事を考えずに口に出してる様に思うんですよね…
ある意味素直。
それをメディアが煽って、それが皆から言われる心理戦なのかと…
逆にマルク氏は考えてから口に出してるイメージですかね。
顔は笑ってるが、目は笑ってない…
正に陰と陽、正反対の性格なのかなと。
>正に陰と陽、正反対の性格なのかなと。
はははナイスジョーク
むしろ全く同じだから反発したんですよ
逆にロッシの弟子はロッシに歯向かうマルケスのような人はいません
採用基準に確か自分と違うタイプみたいなことをロッシ本人が言ってた覚えがあります
正反対の性格はロッシの弟子たちのほうです
セパンの会見での発言が全て。口は災いのもとだと本当に思ったレースでした。
ロッシから心理戦を仕掛けられた話はストーナー以外にもペドロサやジベルナウも言ってましたね
ビアッジとの時はまだ喧嘩って感じだったのですが、この時に心理戦の使い方を学んだのかもしれない
それについてあんまり語ってないのは人格者だったニッキー・ヘイデンくらいか?
マスコミや熱烈なロッシファンを使いライバルを精神的に追い詰めるやり方は好きではなかった
ロッシはモチベーションを上げるために常にライバルを必要とし、その緊張感を高める意味でも心理戦を仕掛けていたように思う
それに対しマルケスはライバルがいなくても戦えるタイプで、良くも悪くも自分ありきで走れるのが彼の強さ
そして、二人がぶつかったのもその違いが大きいように感じる
マルケスvsストーナーのバトル見たかったな…
ロッシは昔からダーティな追い抜きをしてましたしね。
ロッシファン以外の人は「お前が言うな」って思ったんじゃないですかね。
ファンはそれよりもストーナー対マルケスが見たかったなと思う