MotoGP

ホンダSBK機2014に緊急センサー搭載、モトGPは?:マルケス/ペドロサ接触転倒事件

当ブログの緊急アンケート『マルク・マルケスはペナルティを受けるべきか?』なんですが…
『受けるべき』と『受ける必要なし』の差が日に日に縮まっております。
運命の10月10日までに、よもやの逆転なんか…あっちゃったりするんでしょうか…
そして、このマルケス/ペドロサ接触・転倒事件に端を発し、当ブログのコメント欄がなかなかの盛り上がりを見せております!
管理人が記事更新に手一杯で参加もできないふがいなさなのに、興味深い意見の数々、本当に有り難うございますネ。
なんか…モトGPを熱く語り合う大人の社交場って雰囲気で、私も新しい記事選びの参考にもさせてもらってます♡

んで、早速なんですが…
読者のmacさんからいただいた、下の写真付きのこんなコメントが気になりましてね…

《スイングアームの例のセンサー部分にプロテクターらしきものが付いているような…。
気のせいでしょうか?》

[写真はクリックすると拡大します]
mac-honda.jpg

Moto.it』サイトに載ってた別の角度の写真もこんな感じ…

motoit-honda.jpg

確かに…この茶色いキャラメルみたいな物は見えなくなりましたねぇ。

mediaset-honda.jpg


そして、へぇ〜って思ってたら…
プロテクターって話じゃないんですが、
ホンダのスーパーバイク絡みで、こんな記事が出てきました!

paolo-gozzi.jpg


★ホンダのスーパーバイク2014機には同じセンサーが2つ搭載される予定。1つはメインセンサーで、もう1つは緊急センサー。先のモトGPアラゴン戦でダニ・ペドロサに起きたような事故を回避するため。

★電制システムはこの2年間使用されてきたコスワースとなる模様。
来季、ホンダのボックスで働く予定の電制システム・エンジニアのコメント。
「ダブルセンサーだったら、いかなるトラブルも回避できてたでしょう。別の安全手順もあるでしょうけどね…例えば、重要なセンサー・データの流れが滞った場合、『リカバリー・モード』に切り替わるようなね。ワークス機にはこの手のシステムが既にあって…例えば、エンジンセンサーが温度や圧、その他の異常を示したら始動するような物です。
ただダブルセンサーの方がシステムとしてシンプルですね。現在のモトGP機やSBK機には各オペレーティング・パラメータ計測のため、既にどっさりあるんだから、1つぐらい増えたってどうってことないでしょ。」

★最近のライダーは電制システムにより常にパワーが調整されているため、(ほぼ)常にアクセルを全開にしている。
同件についてのマルコ・メランドリのコメント。
「トラクション・コントロールはライダーに対する補助の1つではなく、もはや異なるタイプのライディングと見なされるべきである。」
(Source:2013年10月04日 パオロ・ゴッツィ記者ブログ記事より抜粋)

上の記事を書いたパオロ・ゴッツィ記者と言うのは、これまでも芳賀紀行選手のSBK復帰をリークしたりと、なかなかの凄腕記者さんなんですよ。


まぁ、じゃ、最後は茂木のストーナーテストライダーの華麗な走りで締めますか♡





心底、安全祈願クリックPrego

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POSTED COMMENT

  1. Tee より:

    もともと、センサーのケーブルの取り回しは
    上画像のようにストレートな取り回しだったようですよ。 
    (一昨年のマシンの画像から確認)
    今年の画像から現行のひっかかるかもしれない取り回しに変更されているようです。
    213Vの展示モデルはストレートな取り回しです。

    無理にケーブルをタイラップで折り曲げているようなので
    接触時の引っ掛かりを考慮していたと思います。

    http://photos.motogp.com/2012/10/13/26pedrosa,motogp_gp23823_original.jpg

    昨年の取り回し。上のストーナーが乗ってるものとほぼ同じに見えます。

    今回の件は、ライダー個人よりホンダ側の責任が問われる話じゃないかなぁ。

    2013チェコ ブラドル機 わかりやすい画像なので
    http://photos.motogp.com/2013/08/24/06bradl_s5d8845_original.jpg

  2. mac より:

    管理人さんの目に留まって光栄に存じます。
    今回の騒動を機に、気になった今年のレースについて、ブルーレイに録画しておいた映像で見返してみました。MotoGPライダーのすさまじさを改めて知る機会になりました。
    MotoGPファンの皆さんの熱いコメントも、楽しく熱く読ませていただいてます。
    ありがとうございます。

    ところで、REPSOLのロゴを入れているほうが2014年仕様RC213Vで、無いのがRCV1000R(RC1000V?)でいいのでしょうか?フロントカウルの両サイド部分が(たぶん)共通なため見分けがつきません。RCVのスッテカーの文字が、かろうじて213と読めるような…。

    Teeさん、こんにちは。
    私は、予選でタイヤ交換する際にセンサーを損傷しないために、センサー搭載の位置を変更したのではないかと勝手に思っています。
    強度の要らない部品まで、ドライカーボンで制作しちゃうくせに、電子制御のセンサーを露出させておくなんて、「手抜き」だと思います。

    あと、2012年仕様と2013年仕様の違いの分かる画像リンクをのせておきます。
    2013年仕様ペドロサ車 – 明らかにシート形状がダニ仕様ではないですが。
    http://css.motogp.com/img/bikes/5515/big_05.jpg
    2012年仕様ストーナー車 – ステップの位置が細かく調整できる仕様に驚きました。
    http://css.motogp.com/img/bikes/5911/big_01.jpg

  3. mac より:

    スッポさんのコメントで新事実?

    スッポ「実は、別系統からトラクションコントロールを操作するバックアップシステムがあるのですが、たまたま今回に限っては、切断事象の発生から次のスロットル操作までの間隔があまりに短く、バックアップシステムへの切り換えが上手く作動しませんでした。起こりうる可能性としては非常にまれというしかないアクシデントで、過去には一度として発生したことはなかったのです。」
    (Source:http://www.honda.co.jp/WGP/spcontents2013/spreport/vol105/ )

    別系統があるそうです!

  4. とあるリッターのSS乗り より:

    管理人様
    >当ブログのコメント欄がなかなかの盛り上がりを見せております!

    イタリアやスペインの世論はどんな感じなんでしょうか?
    ふと気になりました。

  5. 軽視ーすとーなー より:

    HRCが悪いと沢山のコメントありましたが、HRCとしては、対応をしていた・・・・・・・・機能はしませんでしたがww・・・・・・・・・・その結果レースもこうなりましたが。
    さてさて、こっれから意見がどういった方向にいくのか楽しみです。

  6. machcat より:

    てっきりペドロサのハイサイドだと思ってたのでこの事実はちょっと驚きでした。 昨今のバイクはトラコンがあるのでハイサイドは殆ど起きないのに珍しいとは思ってましたが・・

    私的には今回のアクシデントに関してマルケスを処罰するのはどうかなぁと思います。 あれで処罰があるなら多分サイドバイサイドでの接触ギリギリのバトルはなくなってしまうんじゃないかと。

  7. tm より:

    マルケスの、「軽い接触なら許される」という開き直った態度に納得がいきません。
    接触の常習者なら罰は当然でしょう。そもそも軽い接触で済んだことが奇跡です。

    • とあるリッターのSS乗り より:

      常習者とか全く関係ないでしょ!
      やっても許される行為なら、100回やっても良いんです。
      許されない行為なら、1回でもやっちゃ駄目なんです。

  8. tm より:

    この子の強引さからくる接触や追突が相手の転倒に結びついた例が多々あるのに、
    100回やっても良いとは恐れ入る

    • とあるリッターのSS乗り より:

      そういう意味じゃない。
      相手を吹っ飛ばすような行為は1回でもやってはいけない。
      マルケスだけでなく、ペドロサやロレンソが1回だけやってしまっても処罰されるべき。
      そもそも処罰対象にならない行為なら、100回やっても処罰対象にするべきじゃないでしょ?

      • M1 より:

        その線引きが難しいですよね、相手の技量によっても接触時や接触ギリギリのパッシング時の対応力が違いますから、その後の成り行きも変わって来ると思います。

        転けたらアウト?転けなければセーフ?相手に不利益を与えても自分もコースアウトしてしまえばセーフ?

        どうなんでしょうね??

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