『レイニー:ペドロサは少しカダローラみたい…時々、無敵だけど安定性に欠ける』
★ウェイン・レイニー(1990〜92年500ccクラスチャンピオン)が、現在のモトGP四強ライダーについて次のように話した。
【ダニ・ペドロサについて】
「かつてペドロサは実に強かった…ただ、彼の弱点はシーズンを通しての安定感に欠けている事だね。当然、チームメイトと比較されるわけだが…今や、誰の目にもあの2人の差は見えてるでしょ。成熟はしてきているが、打倒マルケスのチャンスが薄れて行くのを眺めているね。ちょっとルーカ・カダローラを彷彿させますよ…無敵に思える日もあるが、別の週になるとそれほど速くもない…安定面におけるコツなんですよね。トップライダーと言うのは不調の日でも、2位程度でゴールするもんでしょ。」
【マルク・マルケスについては…】
「マルケスは、もの凄い情熱の若者で…競争と言うものを愛している。ライバルとの競合いになった時、信じられないぐらい楽しめてるね。作戦の輪郭が取れてきてますよ…ライバル陣と同じように。レースは感動に溢れていて、優勝はそのうちの1つ。全ての努力は、そのためなんだから。パドックをぶらついてる時、自分はここで最高なんだって思うのは壮大なもんでね。でも、それだって、リザルトが伴ってる時だけの話ですから。今の時点では、マルケスは一番でしょ。」
【ヤマハのロッシ&ロレンソについて…】
「ヴァレンティーノ(ロッシ)が今のレベルにいる事については驚いてないですね。今や経験豊富で、本当に重要なのは何なのかを熟知している。若い時って言うのは、ただただ速く走りたいもんだが、今や、いかに全てをコントロールするかを理解している。
ホルヘ(ロレンソ)に関しては…絶好調の時に登場した若手の事を懸念してるんでしょ。2013年、ホルヘは鎖骨を折り…それでもタイトルを取れそうなペースにまで達してた。多分、2014年シーズンはもっと楽なんじゃないかって思ったんでしょ…しかし、そうは行かなかった。ホルヘは、まだタイトルが取れるんだってことを理解しなければ。今年は、迷いも少なく、戦闘準備ができてくると信じてますよ。」
(2015年01月23日Motograndprix記事参照)
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ペドロには痛いコメントだな
>ホルヘは、まだタイトルが取れるんだってことを理解しなければ。今年は、迷いも少なく、戦闘準備ができてくると信じてますよ
逃げ切り師匠レイニーの言葉がロレに伝わりますように。
伝聞であっても心強く感じることでしょう。
今年はROMるつもりがレイニー登場に思わずコメント。
レース映像にちらっと映るだけでもなんか安堵するんだよね。
それでは