ロッシがモトGP選手を集いレース開催、マルケス改良ハンドル他：茂木GPこぼれ話

『茂木GPこぼれ話』

★ヴァレンティーノ・ロッシが私設トレーニングコース『ランチ』で今年の12月、モトGPライダー全員参加のレースを企画している模様。なお、モトGP選手以外のライダーも参加する模様。
既にモトGP選手らはほぼ全員が参加を承諾している。
ロッシ選手は同レースの前に、毎年恒例のモンツァラリーにも参戦する予定。

★左手小指を骨折していたマルク・マルケスは、今回の茂木GPで改良ハンドルを使用していた（下記写真）。



★10月9日（金）、マルク・マルケスがモト2クラスの新チャンピオンとなったヨハン・ザルコについて、次のようにコメントした。
「ザルコにお祝いを言わないと…もの凄いシーズンを送ってたし、本当に安定してましたからね。モト2クラスで彼が一番相応しいのではないかと思います…速かったってことを別にしても、安定していたし、然るべき時にはアグレッシブでもあったし。リスクも冒してましたよね。初めてのタイトルで…でも、こう言う形で獲得したって言うのは残念だったでしょ。彼だったら、コースで走って勝ち取りたかったんじゃないかって思うもんですから。ゴールを抜ける瞬間のアドレナリンを味わうのと、まだレースが残ってるのにチャンピオンになってしまうのって別ものじゃないですか。でも、価値は変わりませんからね。同様に喜べるでしょう。」

★チーム・アスパーと2016年に向け契約したジョニー・エルナンデスだが、当初はチーム・アヴィンティアと契約する可能性もあった。しかし、エルナンデス選手はこれ以上ドゥカティ機での参戦を望まず、アスパーを選んだ。
ところが、当初はホンダ機を予定していたチーム・アスパーは、現在、来季に向けドゥカティと交渉中で、ほぼ合意に達していると言う。
と言うわけで、エルナンデス選手は来季も、今年、チーム・プラマックで使用しているGP14.2機に乗る予定である。

★フィリップアイランド次戦では、カレル・アブラハムの代役としてアンソニー・ウエストが参戦する予定。ウエスト選手は今季ミザノGPまでモト2クラスに参戦していた（※ミザノ後はミカ・カリオが後任となった）。
なお、アブラハム選手はヴァレンシア最終戦での復帰が予定されており、おそらく、それが最後のモトGP参戦になるものと見られている。

★かねてからの噂通り、フランコ・モルビデッリ（下記写真、左端）が2016年、『マークVDS』チームよりモト2参戦することが公表された。チームメイトはアレックス・マルケス。
モルビデッリ選手はヴァレンティーノ・ロッシ率いる『VR46ライダーズ・アカデミー』に所属し、現在は、腓骨・脛骨の骨折により欠場している。



★茂木GPでエクトル・バルベラ（下記写真）がモトGPクラス100回目の参戦を祝った。しかし予選後、規則1.21.2条に反したことにより、モト3クラスの選手らと共にレース・ディレクションより処罰された。
バルベラ選手は危険行為ライセンスに1ポイントが科せられた。モト3のコーンフェル、マスブー、オリヴェイラ、ナヴァッロ選手らはスタートグリッドの順位を3つ下げられた。



★『Red Bull KTM Ajo』チームが2016年のモト3クラスに、ブラッド・ビンダーおよびボー・ベンスナイダー（下記写真の左側、オランダ出身、16才）を参戦させる。
ビンダー選手はもう1年の契約更新で、タイトル獲得を目指すこととなる。
今季の『Red Bull Rookies Cup 2015』で総合優勝を決めたベンスタイダー選手は、世界選手権デビューとなる。



（2015年10月12日『Moto.it』記事参照）
（2015年10月13日『Moto.it』記事参照）
（2015年10月11日『Motograndprix』記事参照）
（2015年10月09日『Gpone』記事参照）
（2015年10月09日『AS』記事参照）
（2015年10月07日『Motosprint』記事参照）
（2015年10月10日『Motosprint』記事参照）

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