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ロレンソのヤマハ復帰、信憑性はどれぐらい?

『ロレンソのヤマハ復帰、信憑性はどれぐらい?』

★ホルヘ・ロレンソが2020年にヤマハのモトGPテストライダーになると、イタリア大手スポーツ紙『La Gazzetta dello Sport』が12月22日付けの記事で報じた

★同記事には特に情報源など記されていないものの、ただの憶測レベルではない文調で書かれており、特にロレンソ選手がヴァレンシア最終戦後に休暇でバリへ赴き、最近、帰国するまでの間、ヤマハと同選手マネージャーの交渉が密になっていったことや、リン・ジャーヴィス氏(ヤマハ・チームマネージャー)がセパンGP以降よりロレンソ獲得に向けて奔走していたことが明確な事実として書かれている。

★また、同記事を書いたパオロ・イアニエリ記者は同業者の間でも情報通と知られ、ロレンソ選手がホンダへ移籍した際もいち早くリークしていた。

★12月22〜23日、スペインの有名スポーツサイト『AS』および『MARCA』は、同記事を参照する形で「ロレンソ、ヤマハと契約間近」と報じた。

★12月23日、イタリア大手サイト『Gpone』の一番手記者マッテオ・アーリョ氏は同記事を受け、次のように書いた。

・ヤマハは今季、電制システム開発のため新部門を設置するなど各種改革を行ってきたが、ハイレベルなテストライダー獲得が最後の課題となっていた。

・かつてヤマハは、ドゥカティに移籍したヴァレンティーノ・ロッシの復帰を受け入れたことがあるため、今回、ロレンソ元選手を受け入れることに問題はないだろう。

・ひとつ気になるのは、ロレンソ元選手はホンダとの2020年シーズン分の契約金(約1億8200万円)の一部も受け取ったうえ、特に何ら制約を科せられていないと言うことだが、それではホンダ側があまりにも人が良すぎるのではないか。

・ロレンソ元選手にとって2020年は、モトGP機から離れずにトレーニングを続け、2021年の現役復帰をじっくり考える猶予期間となるかもしれない。

・ロレンソ選手が本当に復帰したならば、ヤマハが2019年シーズンに始めた体制改革は完遂するだろうし、ホンダにとっては手痛いアウトゴールとなるだろう。

★12月23日、『La Gazzetta dello Sport』の系列サイトである『Corse di moto』のモトGP担当記者ルイジ・チャンブッロ氏が、次のように書いた。

・ファビオ・クアルタラローが最近、「ロレンソのテレメータを確認したい」と要請していた。
両ライダーのスタイルは似ており、つまり、2015年以降、ヤマハ機が大きく変わっていないと言うことである。

・ヤマハ側からは今のところ何らコメントが出ていないが、冬季テスト終了後、ジャーヴィスマネージャーが次のように話していた。

「我々はロレンソと実に特別な関係にあります…9年間も一緒にやってきたのですからね。
(ロレンソが)ヤマハ入りした際はまだ本当に若く、才能豊かな有望ライダーでした。それが最初の3戦でいきなり3回PPを獲得し、その後、タイトルを3回取ったんです。
近年のタイトルを3つもたらしてくれて…あれはロレンソにとって素晴らしいキャリアだったと思いますよ。」

(参照サイト google 翻訳:『La Gazzetta dello Sport』)
(参照サイト google 翻訳:『Gpone』)
(参照サイト google 翻訳:『Corse di moto』)
(参照サイト google 翻訳:『MARCA』)
(参照サイト google 翻訳:『AS』)


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POSTED COMMENT

  1. もっきー より:

    ロレンソがヤマハ入りしてくれれば、ずいぶんと面白いことになりそうですね。
    ただ、新年に真相が明らかになるまでは、ああでもないこうでもないと想像を膨らませて楽しみましょう。

  2. maxtu より:

    管理人さん、色々な情報をまとめて頂いてありがとうございます
    引退したわけだからその後についてYAMAHAと会ったりするのは当たり前の話だけど、HONDAと複数年契約中で縛りが無いというのがイマイチ信憑性に欠ける感じですねぇ

    ただ純粋に復活したロレンソとファビオのM1バトル(漫才じゃないヨ)なんてGPファンならそそるねぇ

  3. 通りすがりのヤマハ海苔 より:

    2021年には、ヤマハワークスがホルヘとファビオ。
    現ペトロナスをロッシがチームオーナー兼ライダーで、もう一人がモルビデリと言うラインナップでしょうかね~???

  4. ジョルジョ99 より:

    ホルヘの去就についてはバレと同等に盛り上がりますね、これで同じチームとなるとヤマハ全体は大いに盛り上がる(^^)

  5. 九十九里鬼 より:

    しかし過剰にロレンソを持ち上げる流れは去年を彷彿させるw
    もうマルケスを打ちのめすかの如く書いてる人もいたなぁ。

    ホンダが人が良すぎるとあるが逆かもしれない。
    ロレンソの好むマシンは現代のトレンドと違いすぎるとホンダが判断して、
    他のメーカーでのマシン開発をかき乱すのを狙ったものだと邪推してしまう。
    ライダーによってはPPも勝利も出来るM1への刺客かもしれん。

  6. maxtu より:

    マルケスしか乗れないと言われているRCが現代のトレンドになるなら末恐ろしい…
    まぁHONDAはブラドルよりも遅かった手負いのロレンソではテストライダーの選択は無かったのかな?
    というか、その前にロレンソが嫌がるか(笑)
    ストーナーも最後は不満ぶちまけてたっけ

    ロレンソが開発に助力したDUCATIが誰でも乗りこなせるバイクに仕上がったのを見れば開発ライダーとしては評価高いでしょうけどねぇ

  7. ジョルジョ99 より:

    ホンダの硬いフレーム前半とサスの設定がホルヘのバター走行をスポイルしていたんだろうと思う。
    これはマルクのホルヘセットが度々、我々と正反対との話から分かるし、マルク自身も苦労していた自由度の少ないホンダの欠点なんだろうと思う。
    これはM1と正反対、ホルヘセットは当然、今年走らせてきたファビオの望む近い仕様、タイプの違いは有ってもバランス良さから、過去同様にバレ復活も可能性有り。
    その辺はリンさんが一番分かっているからこそ、ホルヘに白羽の矢を立てたように思います。

  8. 暇人18号 より:

    ロレンソがどこで何をしようが勝手だけど、一度契約を結んで2年走ることを決めたのに自分勝手に引退して更にライバル会社に行くんだから、
    流石に契約金は全額返してから言って欲しいです。

  9. 名無し より:

    信憑性も定かじゃない記事で皆よくもまあそうやって叩けるものだね。

  10. あいう より:

    契約金返せって人はホンダの大株主とかなの??
    身銭を切ってまで働いてるホンダ関係者??
    まさかただの1ミリも関係ないのに、当人同士が納得してる契約を理解できずに、ワーワー騒いでるただの子供おじさんじゃないよね??

  11. 廃道愛好家 より:

    自分を厳しく律することができる人は、他人の些細な行いにも逐一厳しく注文つけたくなるものなんです。
    察しましょう。

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