MotoGP

オリベイラ『クリスティアーノ・ロナウドと気持ちは同じ…とにかく勝ちたい!』

『オリヴェイラ:クリスティアーノ・ロナウドと気持ちは同じ…とにかく勝ちたい!』

★1月28日、KTMファクトリーおよびKTMテック3が、2022年に向けてのチームプレゼンテーションを行った。

★ファクトリーチームからはミゲル・オリヴェイラとブラッド・ビンダーが、テック3チームからはレミー・ガードナーとラウル・フェルナンデスが参戦する。

★オリヴェイラ選手が次のように話した。

【母国ポルトガルではすっかり人気者で、最近はサッカー選手のクリスティアーノ・ロナウド選手と一緒にCMに出ていたようだが…】
「モトGPクラスで、唯一のポルトガル人選手と言うのは格別なもので…自分がこれまでやってきたことに誇りを感じてます。ロナウドとは比較の対象にならないけど、でも、気持ちは一緒ですから…とにかく、勝ちたい一心で頑張ってるわけで。
ロナウド本人とは直接会ってないんですよ…CM撮影は別々だったんで。でも、こう言う機会を与えてもらい、ポルトガルにおけるモトGP代表になれてね…良いもんですよね。
コロナ禍により世間の皆さんが、今まで以上に二輪レースに歩み寄っているように思います。」

【昨年11月には第一子アリーチェちゃんが誕生したが…】
「生活の流れが変わりましたね…トレーニングやリラックスの時間とか。上手く合わせていけてるし、オフシーズン中、大切な女性が2人そばに居ると言うのは良いもんでしたよ。
始動に向け、準備万端です。」

【どの辺りに改善が必要?】
「僕自身、もっとコンスタントになって、ここぞと言う時のミスを減らすようにしなければ。2021年は、重要なレース2回とも転倒してしまったんで。
とにかく、完走することが基本ですからね。安定感と言うのは、チャンピオンシップにとって重要だから。2021年の僕は良いか悪いかの二択のみで、中間ってものがなかったんです。
マシンの方はさらにバランスを整え、走り心地が良いと実感できるようにする必要がありますね。」

【モト2/モト3時代のオリヴェイラ選手の長所は、安定感だったはずだが…】
「オーストリア1戦目で、2コーナー走っただけで転倒したのが大きく…シーズンを通して、影響が残ってしまって。上手く操縦ができず、メンタル的にも大変だったんです。
当初はそれほど大きく影響していなかったのに、シルヴァーストンGP以降、行き詰まってしまっていることに気づいたんです。
現在のモトGPのレベルは本当に高く、後方スタートだと大変で…接触してかなりタイムロスし、アッと言う間に下位に落ちてしまうんですよ。
思ったようなプッシュができず、そのせいでリザルト面で波が出てしまいました。
オースティン辺りから手首の痛みがやっと取れ、ほぼ100%の状態になりました。今は、もう大丈夫です。」

【2022年シーズンに向けては?】
「自信がかなりあります。モトGP3年目だし、マシンは進化しましたから。
もっと色々なサーキットでしっかりとした走りができるよう、正しいセッティングを見つけられるようにならないと。」

【KTM機は2020年終盤の戦闘力がかなり高かったようだが、去年は苦戦気味で…】
「昨シーズン後半、ライバル陣が一歩前進したんですよ…特にドゥカティですね。
ただ、KTM機も2021年は成長したと思います…いくつか進化したところがあったんで。ただ、リザルトで実証することができなかったんですよね。
もちろん、マシンは完璧ではないけれど、でも、現在のパッケージで良い仕事をしていけると思ってます。細かい部分にもっと手を入れる必要はありますけどね。」

【今年から、マイク・レイトナー後任としてファビアーノ・ステラッキーニが技術面を担当するが…】
「うちにとっては絶対にプラスでしょ。大きなサポートになってくれますよ。ただ、彼の方でも慣れるのに時間が必要でしょうね…マシンやライダーに、何が必要かを掴んでいかなければならないのだから。」

【2021年のオリヴェイラ選手が一番苦戦していたのは、フロントのソフトタイヤの扱い?】
「それが一番の問題ではなく…いくつかある問題のうちの1つでした。僕はタイヤ圧や温度の変化にデリケートな方なんですよ。
好結果を出していくには、その辺を上手くコントロールできるよう、なにか上手い方法を見つけ出さないと。」

【目標はタイトル獲得?】
「少しづつ進んでいくようにしないと…一番重要なのは、まず、安定感を身につけることですね。後は、様子を見ていきますよ。」

【ラウル・フェルナンデスとレミー・ガードナーのことは、どう思う?】
「2人とも最強ライダーで…少し時間は必要でしょうね。
多分、ラウルの方が楽に限界ギリギリの走りをし始め、最初から速い走りができるんじゃないんですか。
互いに刺激し合いながら、強くなっていけるでしょうね。」

(参照サイト:『Moto.it』)
(Photo:Instagram

KTMは謎のメーカーで、おそらくエンジン&電制システムを改良しているはずって話は、note『2021ヘレステストまとめ』でどうぞ!

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POSTED COMMENT

  1. すぱおー より:

    前にホンダに行きたいとか行ってたし、母国でこれだけ人気ならヒュンダイのイメージキャラクター枠も含めてホンダは4輪販売増も狙って獲るの検討して欲しいところ

  2. 鯖通り より:

    去年転倒負傷後少し精彩を欠いていたので
    しっかり治してまた速さを見せて欲しいですね

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