MotoGP

2022 シェイクダウン最終日【モトGP:リザルト&トピックス】

『2022 シェイクダウン最終日【モトGP:リザルト&トピックス】』

★1月31〜2月2日、セパンサーキットでモトGPのシェイクダウンが行われた。同テストには、各メーカーのテストライダーおよびルーキー選手が参加する。なお、コンセッション(優遇措置)を受けているアプリリアのみ、正規選手も参加できる。

★最終日の2月2日の順位は以下のとおり。参加者は気温の低い頃合いを見計らって、タイムアタックしていた。上位4選手はソフトタイヤを使用して、タイムを記録。

★セパン入りして5日目となる本日は、メディカルセンターでコロナの再検査を受けなければならない。
どこの国も似たようなものだが、ここはタクシー乗車の際もワクチンパスポートの提示を求められる。また、サーキットとホテルの往路で、警察に職質されたスタッフもいた。

★2月5〜6日は正規選手らが参加して、モトGP公式テストが行われる。

★首位マーヴェリック・ヴィニャーレス(アプリリアファクトリー、1’58”942、45周回)。コンセッション(優遇措置)により参加。同タイムは午前中に記録。
チームメイトのアレイシ・エスパルガロは2位(1’59”086、49周回)。コンセッション(優遇措置)により参加。同タイムは夕方に記録。カウル正面には自身と双子の手形ステッカーを貼っていた。昼頃に転倒。

★3位ラウル・フェルナンデス(KTMテック3、ルーキー、1’59”468、49周回)。同タイムは夕方に記録。
チームメイトのレミー・ガードナーは6位(ルーキー、2’00”046、34周回)。エルゴノミクスの見地から、燃料タンクにカーボン製カバーをかけていた。1月中旬に右手首を骨折し、手術したばかり
テストライダーのミカ・カリオは10位(2’01”074、44周回)。新エアロダイナミクスは2021年版マシンのみ。
テストライダーのダニ・ペドロサはトラスポンダーを搭載せず、新エアロダイナミクスをマシン2台ともに搭載していた(昨年11がヘレステストで投入されていたもの)。

★4位マルコ・ベッツェッキ(VR46ドゥカティ、ルーキー、1’59”711、48周回)。同タイムは夕方に記録。
ルーキーのファビオ・ディ・ジャンナントニオ(グレジーニ)は2日目より胃痛で不参加。回復はしているが、まだモトGP走行は無理。
テストライダーのミケーレ・ピッロは5位(1’59”805、58周回)。本日は電制システムを試用。午後、好タイムを記録中に第4セクターでミスをして0.4秒ほどロスしてしまったが、そもそも、タイムアタックはしていなかった。終盤、ジャック・ミラーのマシンで走行していた。
※ジャック・ミラーがセパン入りしていた。ペッコ・バニャイアも到着し、ベッツェッキ選手の様子を見がてら挨拶しに来ていた。エネア・バスティアニーニはコース脇で、熱心に見学していた。

★7位ステファン・ブラドル(ホンダ・テストライダー、2’00”449、44周回)。

★8位シルヴァン・ギュントーリ(スズキ・テストライダー、2’00”491、27周回)。午前セッションのみ走行。
タクヤ・ツダは13位(スズキ・テストライダー、2’02”661、53周回)。午後セッションのみ走行。

★9位ダリン・ビンダー(ヤマハWithU RNF、ルーキー、2’00”928、43周回)。
テストライダー①は11位(2’01”819、15周回)。
テストライダー②は12位(2’01”257、9周回)。
※カル・クラッチローは胃痛のため、何周か走っただけで終了していた。ノザネテストライダーが2022年版を試用していた。ヤマハ勢はエンジン作業に集中していた。


(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Instagram

2022年モトGPにおける技術チェックシステムの改革については、『無料note記事』でどうぞ!

created by Rinker
シャチハタ
¥621
(2024/04/19 18:21:39時点 Amazon調べ-詳細)

POSTED COMMENT

  1. すぱおー より:

    ホンダは大分手をいれてそうでしたね。それだけに初日テスト出来なかったのが悔やまれますね

  2. タディの星に願いを より:

    アジア特有の食あたりだろうか 貴重な走行と人的コストをロスするのでチームはメシの管理もした方がいいかもしれない 終わってから豪遊しよう

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

 

ITATWAGP | イタたわGP