MotoGP

ポル・エスパルガロ『ホンダ2022年版はリクエスト通りにグリップが増えている!』2021ヘレステスト

『エスパルガロ:ホンダ2022年版はリクエスト通りにグリップが増えている!』

★11月18〜19日、ヘレスでのモトGP公式テストで、ポル・エスパルガロ(ホンダファクトリー)が、初日13位、最終日4位、2日間総合7位だった。

★エスパルガロ選手はヴァレンシアGP中の転倒により決勝戦は棄権し、ヘレステストでも体調が万全ではなかったためテスト初日は2021年版マシンで様子を見て、その後、2022年版を試用した。

★なお、2022年版マシンはアレックス・マルケスとタカアキ・ナカガミも試用している。

★ホンダはマルク・マルケスが複視により静養中なため、マシン開発に大きな影響が出ていると言われている。

★エスパルガロ選手が2日目の午前セッション終了後、次のように話した。。

【身体の具合の方は?】
「あの転倒の際、右半身を強く打ったんですが、今は良くなってきてます。肺の方はもう大丈夫で、きちんと呼吸できるようになりました。
良かったですよ…マシンに乗った時は思い通りの荷重配分ができず、変な操縦になってるんですが、こうして良くなってるんで。
ただ、手首が問題で…痛みが酷く、ちょっと麻痺したような感じで。だから3周以上連続して走れないので、大変ですね。」

【テストの方はどうだった?】
「まず2021年版マシンに乗って、その後、2022年版の第1案に乗り…それぞれのセッティングで乗りました。
午後は2022年版の第2案に乗る予定で…ナカガミが試していたマシンです。エアロダイナミクスがかなり違っていて、特にリアのグリップが増えるんですよ。おかげでさらに速くなるし、リアの信頼感が増すんです。コーナー進入では特にサポートになってくれて、今までのように浮いてしまう感じがなくなるんです。これならリアブレーキをもっと使えるし、オーバーテイクで遅めのブレーキングもできるようになりますね。」

【今シーズン中、何度も『グリップを上げて欲しい』と要望を出していたようだが…】
「間違いなく、要望通りのグリップになってます。この辺りの作業をかなりやってくれてたし、大きく前進できました。
通常、リアのグリップがしっかり出ると別の問題が生じてしまうもので…特にフロントの方が大変になってしまうんですよ。だから、多分、もっと柔らかめのタイヤが必要になってくるでしょうね。
でも、とにかく頼んでおいたものは手に入ったのだから、今度は僕らの方が頑張っていかないと。」


(参照サイト:『Motorsport.com』)
(Photo:Instagram

兄マルケスのヘレステスト不参加は痛いだろう…って話は、『アルガルヴェGPまとめ』でどうぞ!

POSTED COMMENT

  1. あいろんまん より:

    キリコさん、ポルはドカでは無いですよー

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