マルク・マルケス：新マネージャーをレッドブルから抜擢

『マルケス：新マネージャーをレッドブルから抜擢』

★マルク＆アレックス・マルケス兄弟が、17年間、個人マネージャーを務めてきたエミリオ・アルサモーラ氏（49才）を解雇した模様。

★アルサモーラ氏の後任には、ハイメ・マルティネス氏（通称ジミー）が就く予定。

★現在、マルティネス氏は『Red Bull』のマドリッド支社で、モータースポーツ・マーケティング責任者を務めている。なお、以前はプロのウェイクボード選手であり、二輪レース業界での経験は一切ない。

★8月18〜19日、マルケス選手がオーストリアGP中にパドック入りした際、マルティネス氏も同行し、スペインへも共に帰国していた。

★アルサモーラ氏はこれまでマルケス兄弟の契約交渉などを担当し、マルク選手とホンダの4年契約をまとめ上げ（※1年の契約金額は1500万ユーロで、マネージャー報酬はその10〜15％）、今年6月にはアレックス選手のグレジーニ移籍を取り決めた。
しかし、その一方、2019年にアレックス選手にヤマハプライベートチーム加入話が出た際、アルサモーラ氏がホンダのピットボックスに常駐していたことから、ヤマハ側が同選手および同氏がスパイになる可能性を懸念し、却下したこともあった。

★ホルヘ・ロレンソが『Dazn』のインタビューで、次のように話した。

「人って言うのは変わるものだし、選手も成長していきますからね。周囲の顔ぶれを変えた方がいい時期と言うのはあるんですよ。
あの2人がそう決めたと言うことは、はっきりした考えがあってのことでしょ。エミリオ（アルサモーラ）と言うのは常にキーパーソンだったし、あの2人のキャリアでは重要な存在だったから。
彼がいなかったら、あの2人は参戦してなかったでしょ。」

（参照サイト：『Corse di moto』）
（Photo：Twitter）

ホンダはマルケス用マシン作成のため、2022年版マシンには関心を寄せてないって話は、note『2022 ブリティッシュGPまとめ』でどうぞ！