『ウッチョ:なぜモルビデッリは1年契約なの?』
★1月25日、VR46チームの2025年プレゼンテーションがインドネシアで行われ、ファビオ・ディ・ジャンナントニオやフランコ・モルビデッリが新カラーリングを披露した。
★2021年、VR46チームはアヴィンティアチームと提携し、モトGPクラスに選手1名を参戦させた。
2022年よりVR46チームとして独立し、選手2名を参戦させ始めた。
2025年よりプラマックの後任としてドゥカティ・セミファクトリーチームとなり、最新機が1機提供される。
★同プレゼンテーションでアレッシオ・サルッチ(チームプリンシパル、ロッシ心の友)が次のように話した。
[ 後編はこちら ]
【今年はフランコ・モルビデッリが加入したが…】
「フランコが入ってくれて嬉しいですよ…良いライダーだし、旧知の仲だから。
昨シーズンは後半でグッと伸びていて…ライディングスタイルは、ちょっと手を入れる必要がありますけどね。まぁ、本人にとっても家族みたいなチームなんだし、イダリオ(ガヴィラ、チームコーチ)もサポートしてゆくでしょう。既に作業を始めてるようだし。
今のフランコにとっては、うってつけのチームでしょう…うちも全力で頑張りますよ。」
【なぜモルビデッリ選手は1年契約なの?】
「プロジェクト自体は1年だけじゃないんですよ…契約書にははっきり書かれてますよ。上手くいけば、2026年にはファクトリーチーム昇格の可能性もあるってね。
ただ、僕としては別のプロジェクトを思い描いていて…できれば、うちで何年かやって欲しいと思ってるんですけどね。
僕の中のプロジェクトでは、まずは2024年機で好結果を出し、その後、2026年に向けてフランコにも最新機を提供してもらえないかって、ドゥカティに頼もうか…とね。
ここ3年ずっと苦戦してたから、容易なことではないだろうけど…でも、だからこそ、うちで復活して、少なくとも2年は一緒にやってゆきたいんですよ。」
【ドゥカティ2024年機はシーズン序盤に活躍しそう?】
「昨シーズンの型落ち機(2023年機)は、うちの場合、タイヤでトラブってしまったんですよ…マシン自体の戦闘力は高かったものの、新リアタイヤのグリップが上がったもんだから余計に問題が起きてしまってね。
それで大変な状況になってしまい、うちのチームはてんてこ舞いだったんですよ。1年を通して、速く走れて良く曲がるようなセッティングを探し続け…マルケスなんか上手くやって、違いを見せてたじゃないですか。
多分、今年は2023年シーズンみたいな感じになると思うんですけどねぇ…あの年は、2022年機が速かったじゃないですか。型落ち機が強い走りをする年になるかも…少なくとも、予想はそんな感じだね。」
【VR46アカデミーでは、あとチェレスティーノ・ヴィエッティがモトGP昇格してないが…】
「いや、まだそれは時期尚早だから…ここ2年苦戦して、ケガでも苦労してましたからね。10年前、アカデミーに推したのは僕なんだけど、とにかく、(モトGP昇格は)まだ時期尚早ですね。
今年はボスコスクーロのチームからモト2参戦なんで、まずはそこで好結果を出さないと…あとは、それから考えますよ。」
[ 完 ]
(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Instagram)
まぁこの文面通りならヴィエッティの昇格は成績がTOP3でも来期は無さそうですねぇ、Moto2は今期チャンス年なのでアピールを後2年程と言う所でしょうか。
フランキーはVR46アカデミーの初昇格選手で、実績も有る選手なので復活する場所としては最適ですね。健闘を祈りますよ、未だ30歳位ですし老け込む歳でもないのでTOP5入りを目指して欲しい。
ウッチョははぐらかしてるが契約書にあるのはオプションで成績次第の契約延長であって、単年契約に違いはないわけで
ペッコ、マルケス兄弟、ディッジャ、アルデゲル
メンバー的にはフランキーもミラーと同じく崖っぷち
セミファクトリーになったVR46含めて試される一年