ロレンソ『ドゥカティ機について、心配ではなく苦悩している』2018カタールGP

『ロレンソ：ドゥカティ機について、心配ではなく苦悩している』

★ホルヘ・ロレンソ（ドゥカティファクトリー）は今回の冬季テストで、セパンは好調だったもののブリーラム以降は苦戦し、みずから「ドゥカティ機と息が合うには、まだ時間がかかる」とコメントしているほどである。

★ロレンソ選手のコメント。

【心配してる？】
「僕の人生における今この瞬間、心配してるかどうかと言うのは適切な表現ではないですね。」

【では、適切に表現すると？】
「『苦悩してる』でしょう。」

【冬季テストでは苦戦していたが…】
「もっと良くなる可能性も、もっと悪くなる可能性もあったでしょう。でも、今現在、僕はこう言うレベルですから。
かなりのトレーニングを積み、僕自身は好調ですが、（マシンと息を）合わせていく作業は終わってません。
たまに息が合ったように思えることもあるんですが、結局、まだなにか足りないってことになるんです。今なお、ドゥカティ機に乗る度に、何かしら新たな発見があるんですよ。」

【いつ頃、息が合いそう？】
「早くなんとかしようと頑張ってます。エンジニア陣に指示も出していて、『このマシンはコーナーが曲がりにくかったが、新フレームでその辺が改善されてる。でも、まだ短所がある』と言ってあります。
僕は僕の道を進むしかないし、先が長いことは覚悟してます。」

【とにかく1勝をあげることが期待されているし、カタールはかつて得意なトラックだったわけだから…】
「モトGPでは何が起きても不思議はないから。ドゥカティ機は勝てるマシンであり、去年、ドヴィツィオーゾがそれを証明していたでしょ。今年もタイトル争いができるでしょうしね。
ただ、いまだに複雑なマシンだし、そうでなければ誰が乗っても速いわけでね。」

【今年の12月末に契約が切れるが…】
「焦ってはいません。自分の価値は分かっているんで。今後、どうなるか様子を見て行きましょう。」

（2018年03月15日『Gpone』記事参照）

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カタールテストではロレンソ選手側のボックスが険悪な雰囲気で…
さすがのジジ・ダッリーニャ氏にも疑念が生じてきているのだとか…
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●ドゥカティ
・ドヴィツィオーゾ、カタール優勝の最有力候補
・ロレンソ混乱、ダッリーニャも遂にうんざり…
・サラダボックスの秘密
・ヤマハもサラダボックスを使ってる？
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