ストーナー『ロレンソのコーチにはならない』

『ストーナー：ロレンソのコーチにはならない、マシンを理解する手助けはする』

★ケーシー・ストーナーがミザノでの『World Ducati Week』に出演後、『Nolan』のイベントにも出演した。

★ストーナーテストライダーが、『Nolan』イベントで次のように語った。

【ワイルドカード参戦の予定は？】
「そう言う予定はありません。僕は今、テストライダーですから。『Red Bull Ring』サーキットでのテストしか予定に入ってません。レースに出たくて堪らないと言う気持ちはないです。あの緊張感やプレッシャーにはもう耐えられなかったんでね。正直なところ、復帰の意思はありません。僕の戦闘力が落ちたと言うことではありませんよ。ミザノテストでもう証明済みですからね。なにも変わってません。引退した時だって、僕の戦闘力は高かったんだから。」

【ヴァレンティーノ・ロッシがルーカ・カダローラのアドバイスを受けているように、来季、貴方がホルヘ・ロレンソのコーチをやると言う噂があるが…】
「彼のコーチはやりませんよ。そう言う風に言ってる人がいるみたいですけどね。（ロレンソが）マシンについて理解できるようサポートはしますよ。マシンに適合していくのに役に立つでしょう。多分、作業システムに慣れるのにも役立つかもしれませんね。日本チームとは違うから。でも、それほど時間はかからないでしょう。『Derbi』チームでアプリリア機に乗ってた時もヤマハでも、どこに行っても強い走りをしてるんだから。
僕の役目はドゥカティ機を改善することで、特に来季に向けて改善することです。現在までに関しては、これ以上のことができただろうと言うのではなく、もっと上のリザルトが相応しいと言うことです。でもレースって言うのはこう言うものだから。今後も懸命に作業を続け、いずれ結果に現れてくるでしょう。」

【ロッシ選手が37才にして活躍しているが…】
「タイトルを取るのに年を取り過ぎていると言うことはないものでしょ。体力的にOKなら、37才で年を取り過ぎと言うことはないでしょう。40才で優勝するマラソン選手もいるんだから。ライダーは25才までが花なんてことはありませんからね。例えば、ミック・ドゥーハンだって30才過ぎに総合優勝していたでしょう。」

（2016年07月07日『Motorsport.com』記事参照）

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