MotoGP

ディ・ジャンナントニオ『2025年ドゥカティファクトリーは…僕って手もあるんじゃない(冗)!』

『ディ・ジャンナントニオ:2025年ドゥカティファクトリーは…僕って手もあるんじゃない(冗)!』

★5月10〜12日、フランスGP(ル・マン)が行われ、ファビオ・ディ・ジャンナントニオ(ドゥカティVR46)が予選4位、スプリント7位、決勝6位だった。現在、総合9位(-82ポイント)に就いている。

★ディ・ジャンナントニオ選手も、決勝ではショートカットによりLLP(ロングラップペナルティ)を科せられた。
エネア・バスティアニーニと同様、ショートカットで稼いだタイムよりLLPでロスした方が長かった。

★なお、チームメイトのマルコ・ベッツェッキは好調だったものの、スプリント/決勝ともに転倒リタイアした。

★決勝後、ディ・ジャンナントニオ選手がイタリア衛星放送『SKY』のインタビューで、次のように話した。

【決勝の序盤で、マルク・マルケスと少し競り合っていたが…】
「マルクとの戦いって、いつもイッちゃってるような感じで…なんてたって、8回タイトル獲得のチャンピオンライダーですからねぇ。
あのマルクに迫っていけるなんて、いつだって光栄ですよ…とにかく、最強の走りをしてるんだから。ほぼ互角に走って、しかもマルクと2回も接触したなんて…イッちゃうでしょ。」

【第19ラップで5位走行中、ショートカットでLLPを科せられてしまい…】
「規則ですからねぇ…やっぱり、守らないと。
とは言え、もうちょっと温情判決とかしてくれても良いのにねぇ…結局、(ショートカットで)順位を2つ落とし、LLPでもう1つ落としてしまったんだから。
ここのLLPがどれぐらいあるかは知らないけど、でも………まぁ、残念ながら、これも勝負のうちだから。」

【マルケス選手と競り合っているうちに、上位グループに引き離されてしまったのでは?】
「僕のレースはラスト11周ってとこで、マルクに追いつかれた時に終わってしまったんですよ…その辺りで、前腕に問題が出てきてしまったんで。
だから、唯一の策は上位グループに喰い付いていく方じゃなく、競り合って順位を落とさないことだったんです。
レース中盤までは喰い付いて行こうって思ってたけど、前腕が大変になってしまったんで防衛戦をすることにしました。」

【前腕の問題とは…?】
「僕は他の選手より少しがっちりしてるから、マシンの仕上がりがイマイチでちょっと暴れてると前腕が全面的にキツくなってしまうんです。
去年、手術したけど、それだけじゃ充分じゃなくって…『コンパートメント症候群』なんて名前が付いてるけど、実際は症候群なんかじゃないから。
なんと言うか…技術的な動作による疲労って感じですかねぇ。」

【2025年に向け、ドゥカティファクトリーのシートが争われているが…】
「僕にするって手もありますよね…まぁ、もうちょっと頑張らなきゃならないけど。でも、現実的に僕にとっても目標ですからね。
モトGPに参戦していれば、やはりメインライダーを目指したいって思うもんでしょ…世界一になって、世界一のマシンに乗れるよう向上していきたいんですよね。
とにかく、現在、シート争いをしている3人は全員最強だから。
マルティンなんか、あの独特のライディングスタイルからすると…ちょっとホルヘ・ロレンソの進化版って感じじゃないですか。
マルケスはスーパーアグレッシブで、特に左折コーナーは脅威的だし。データなんか凄いですよ。
バスティアニーニは本当に良い仕事をしてますよね…タイヤ使いの名手でしょ。
あの3人がトップ4内にいるのは偶然なんかじゃないですからね…ドゥカティも大変ですよ。」

(参照サイト:『Corse di moto』)
(参照サイト:『Mowmag.com』)

POSTED COMMENT

  1. ジジィ鑑賞勢 より:

    ファクトリー昇格は兎も角昨シーズン後半から安定して上位を走ってるし即放出みたいな話にはならないんじゃ?
    寧ろグレシーニのアレックスの方が…

  2. きゃめる より:

    こういうノリの男は好きだな…。

  3. 851 より:

    確かにVR46系にはないメンタリティの持ち主ですね。
    ホンダかどうかわかりませんが、どこかのチームで生かしてほしいです。

  4. maxtu より:

    VR46アカデミーのベスは残るとして、プラマックYAMAHAでアルデゲルの行先がなくなれば弾かれるのはディッジャ?
    マルケスがグレジーニに残る条件で弟も残しそうだしねぇ

    ワークス入りとは違う意味の壮絶な椅子取り合戦が勃発

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