ビアッジ『ロッシよ、母上の手料理ご招待をお受けするよ』

『ビアッジ：ロッシよ、母上の手料理ご招待をお受けするよ』

★11月14日、ヴァレンシアGP決勝戦でヴァレンティーノ・ロッシ（ヤマハ・ペトロナスSRT）が10位でゴールし、キャリア最後のレースを終えた。

★11月11日、ロッシ選手の母ステファニア・パルマさんが次のように話していた。

「私にとっても家族にとっても、日曜のレースは重要なものになるでしょう。少し寂しいですね…色々と変わっていって。リザルトはそのままなんですけどねぇ。
こんなに大変なシーズンになるとは思ってもいませんでした…本人は覚悟してたのかもしれませんけど。かなりトレーニングしているようだったので。
色々と変わってしまったのでしょうね…予選2に進めず、常に後方にいるのだから。」

【ロッシ選手は、これまでのチームメイトで誰が好きだったのだと思う？】
「私はニッキー・ヘイデンが好きでしたけどねぇ。あと、ホルヘ・ロレンソとかマックス・ビアッジのことも、私は好きなんですよ。
マックスのことは、ぜひ夕食にご招待したいですねぇ…私がカッペレッティを手作りしますから（※ロッシ母の得意料理の1つ）。」

★11月15日、マックス・ビアッジ元選手が『La Gazzetta dello Sport』のインタビューで、次のように話した。

【かつての宿敵ヴァレンティーノ・ロッシが、遂に引退となったが…】
「対決をするようになる以前からライバルで…よく考えると、変な話なんだがねぇ。通常、ライバル関係って言うのは、同じ土俵で戦って初めて生まれるものなんだから…実際、我々だって、当初はライバルではなかったのだし…参戦しているクラスが違ってたんだからね。まぁ、けっこう無理やり（ライバルにさせられた）って感じだったわけでね。」

【当時はファンが完全にロッシ派とビアッジ派で別れていたが…】
「その渦中に巻き込まれ…やがて、それが凄まじい対立となり…まぁ、あくまでもスポーツの上の話なんですけどね。結局、自分のキャリアの最後まで続き…素晴らしいもんでしたよ。
多分、すべてはあの夜、鈴鹿のレストラン『Campanella』で始まったんだろうねぇ…あの時、完全に挑発されたと思い…受けて立ってやろうって思ったんだから。
当時、こっちはタイトル争いの最中で…250ccクラスで4年連続タイトルが取れるかどうかって時だったんですよ。けっこう期待されてたし、色々と言われてもいたし…まぁ、あの夜、突然、そんな空気になったとは言われてますよね。そして、その後、何年も激しいやり合いを続けたわけで…。」

【2004年のウェルコム戦など、名勝負が数々あったが…】
「かなりの数のレースに一緒に出てきたから…。そして今回、ロッシも引退し…まぁ、スポーツ的には自分の一部がなくなってしまったような心境ですよ。（ロッシは）宇宙規模世代の…つまり、見せてくれるライダー世代の最後の砦だったんだから。
新たな物語が始まれば、新たに出てきたものを受け入れるわけだが…その反面、手放すものもあり…二輪レースファンにとっては夢の年月だったわけでね。
あと、（ロッシ母）ステファニアさんが自宅に招いてくれてるそうで…手作りのカッペレッティで、夕食に招いてくれてるって聞いたんだけど…（具体的な）招待をお待ちしてますよ。」

Valentino Rossi and Max Biaggi pic.twitter.com/ZavpsqcVjk

— Barry J Lavender 🏴󠁧󠁢󠁷󠁬󠁳󠁿 (@BarryJohnLaven1) February 3, 2019

（参照サイト：『Corse di moto』）
（参照サイト：『Corse di moto』）
（Photo：Twitter）

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