『エスパルガロ:最後にクアルタラロを抜こうとしたのは1ポイントのためじゃない』
★8月7日(日)、ブリティッシュGP決勝戦でアレイシ・エスパルガロ(アプリリアファクトリー)が9位だった。
★土曜FP4のハイサイド転倒で負傷し、レース棄権の可能性もあった。
★総合順位は首位クアルタラロー(180ポイント)、2位アレイシ・エスパルガロ(158ポイント)、3位バニャイア(131ポイント)。
★エスパルガロ選手のコメント。
【右足の痛みは大丈夫?】
「大丈夫ですよ…痛みは言い訳にはならないんで。レース中、痛みはなかったのだし。
ただ、確かにマシンの上で身体を自由には動かすことはできず…オーバーテイクは一度もできなかったですね。
今日のレースに関しては、きちんと咀嚼できなくって…ドゥカティ機がFPセッションではペースがいまいちだったのに、レース本番では凄かったじゃないですか。あれは脱帽ものですよ。けっこうびっくりしました。
うちは真逆だったんですが…まぁ、特に何も失いはしなかったですけどね。」
【終盤のマーヴェリック・ヴィニャーレスの走りっぷりからすると、貴方が万全の状態だったら優勝争いができていたのでは?】
「確かにマーヴェリックは強い走りをしていたし、今週末、うちはずっと速かったんですよね…僕の方が速い時もあったし。
昨日の転倒は残念でした…まったくもって、無意味でしたよ。」
【土曜日の転倒が、本当に大きく響いてしまったのでは…】
「まぁ、どの程度響いたのかは分かりませんけどね。レースって、こう言うもので…FPセッションでどれだけ好きにやれても、結局、重要なのはレース本番なんだし。
しつこいようだけど、一体どうやってドゥカティ機があんなペースを出せたのかが理解できないんですよ。
ファビオ(クアルタラロー)は強い走りをしていたけれど、結局、僕の1つ前でゴールしていたでしょ…ところが、バスティアニーニは引き離されてたはずなのに、レースでは4位なんですからねぇ。
僕なんかは、そもそも、トラクションを出ず…右側が特に酷かったんですよ。」
【とは言え、最終ラップではクアルタラロー選手にオーバーテイクを仕掛けようとしてたでしょ…】
「そうなんですよ。トライしてみたけど、距離があったもんだから…でも、とにかく頑張ってはみました。
たかが1ポイントなわけで…そのために挑んだわけじゃないです。とにかく、なんでも頑張ってみないとね。」
(参照サイト:『Gpone』)
アプリリアとドゥカティなら、どちらのマシンを選ぶ?…って話は、note『2022 オランダGPまとめ』でどうぞ!