2015 へレスGP【モトGP：決勝リザルト＆トピックス】

『2015 へレス モトGP 決勝トピックス』

★5月3日、ロードレース世界選手権へレス戦、モトGPクラスの決勝が行なわれた。

★ホルヘ・ロレンソ（ヤマハファクトリー）が39秒前半ペースを維持し、独走の末にポール・トゥ・ウィンを果たした。ラストラップの第13コーナーでは、ファンに向けて手を振り、また、その後のクールダウンラップでは、エスケープゾーンに『ロレンソ・ランド』の旗を立てようとしたものの、アドレナリン過多により旗のポール部分を折ってしまった。なお、世界選手権キャリアにおいてヘレス戦で5勝目となる。また、昨年の茂木戦以来、久し振りの優勝となる。
ロレンソ選手のコメント。
「とにかく、今この瞬間を享受したいですね。こう言うコンディションでは難しかったです。凄いペースで走れました。ブレーキングが実に調子が良くて、乗り心地良かったです。全てが完璧でした。どこを走っても順調でした。このスピードを活用し切って、久し振りに優勝できましたよ。」

★マルク・マルケス（ホンダファクトリー）は僅か1週間前に左手小指を手術しながらも、2位を獲得。追い上げてきたヴァレンティーノ・ロッシからも、みごと逃げ切った。
マルケス選手のコメント。
「これまでのキャリアの中で、最も難しい2位でした。右腕がしんどくって…左手をカバーしてたもんですから。ずっと痛くてね…苦しかったです。その後、力を抜くことが出来るようになって。嬉しいです。1週間前は病院にいたんですからね！」

★3位ヴァレンティーノ・ロッシ（ヤマハファクトリー）はセッティングに問題を抱え続け、結局、すべて解決することはできなかった。レース中盤ではマルケス選手に追いつきかけたものの、パルクフェルメでロッシ選手がガルブゼラチーフメカニックにしたジェスチャーからすると、リアの方から2回ほど警告があり、諦めざるを得なかった模様。
ロッシ選手のコメント。
「あいにく、序盤でかなりロスしてしまって。ある時点では、マルケスより若干速かったんですけどね。挑んではみたものの、準備万端と言う状態ではなかった。レースではちょっと危険すぎましたね。フロントの方に問題が出てきてたし。まぁ、悪くはないでしょ…僕にとっては200回目の表彰台ですからね。」

★6位アンドレア・イアンノーネ（ドゥカティファクトリー）は、スタートでローンチコントロールではなく、ウェット用のマッピングボタンを押してしまい、失敗。

★同じくドゥカティファクトリーのアンドレア・ドヴィツィオーゾも第1ラップで膨らみ、その後、最後尾から追い上げ、9位でゴール。

★ダニーロ・ペトルッチ（ドゥカティ・プラマック）は負傷した手首でもって、12位ゴール。

★転倒はマイク・ディ・メーリョ（レース復帰）、カレル・アブラハム、ローリス・バズ、ヒロシ・アオヤマ。

★アルヴァロ・バウティスタ（アプリリアファクトリー）が15位でゴールし、また1ポイント獲得した。

（2015年5月3日『Gpone』記事参照）

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『2015 へレス モトGP 決勝リザルト』

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『2015 へレス モトGP 総合順位』

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