MotoGP

ウィングなしのドゥカティ機は驚くほど高い

『チャバッティ:ウィングなしのドゥカティ機?驚くほど高い』

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★2017年よりモトGPクラスでもウィングが禁止され、ドゥカティではプロジェクトの再検討が強いられた。

★1月20日、新ドゥカティ機のプレゼンテーションで、パオロ・チャバッティ氏(モトGPプロジェクトディレクター)が次のように語った。

【ウィングなしのマシン開発は?】
「各種解決策に向けて努力しました。ウィングが使えたなら、ここまで頑張らなくても良かったでしょうね。この変更のせいで、金銭面においてかなりの無理を強いられたと言うことは確かですよ。かなり風洞テストを行う必要があったし。残念ながら、確実な代替案はありませんでした。」

【ダッリーニャ氏は『もう言い訳はできない』と言っていたが…】
「ホルヘのような勝利ライダーに投資しようと決めたなら、もう言い訳はできないと思いますよ。数カ所のサーキットを除き、かなりの戦闘レベルに到達できたと認識してますから。両選手が毎レース、表彰台争いをできるようなコンディションにしていきますよ。」

【ロレンソ選手には驚いた?】
「ホルヘのことを知る機会があったわけだが…細かい点に気を配り、正確で、もうオタク的と言ってもいいほどです。ほぼ100%の時間をモトGPに費やしてますよ…彼の側近スタッフ並みにね。ドゥカティに好機が訪れたのだと思いますよ。ホルヘに対し家庭的な空気を感じさせられたしね。こう言うスピリットでモチベーションが更に上がってくれることでしょう。」

【セパンテストでは昨年のように遅れを取ってはいられない?】
「ここ何年間か、楽な道のりはありませんでした。2014年は一筋の光を垣間見て、2015年の序盤3レースでは常に表彰台に上がれるようになり、正しい道に進んでいることが確信できたんです。うちのマシンの特性は稀有なもので…エンジンだけではなく安定性に関してもね。コーナー進入に関しては手を入れていかねばならないが、正しい方向に進んで来ていることは確かですから。」

【カタール開幕戦はドゥカティ向きのコースで、優勝を狙うには理想的だが…】
「そうですね。あそこでの戦闘力はいつも高かった。たしかに有利でしょう。うち向きのコースだと言うことは確かだが、まだゲームは始まっていないから。」

【ガルブゼラ氏(ロッシ選手のチーフメカニック)が『ドゥカティはシーズン終盤には息が上がるだろう』と言っていたが…】
「仕事の進み具合と言うものは、それぞれが認識しているものですよ…昨シーズンの様子を基準にしてね。GP17機の限界点が昨年と同じだと判断するのは、時期尚早だと思いますがね。」

(2017年01月20日『Gpone』記事参照)


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