MotoGP

『ペトルッチは中身がしっかり、ミラーは未知のライダー』フランチェスコ・グイドッティ

『ペトルッチは中身がしっかりしてきた、ミラーはまだ未知のライダー』

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★セパン/ブリーラムテストを終え、ドゥカティ・プラマックチームのフランチェスコ・グイドッティマネージャーは同チームの選手らに大変満足している。

★グイドッティマネージャーはダニーロ・ペトルッチに10点満点で7+点、ジャック・ミラーに7点を付けた。
なお、ペトルッチ選手はGP18機、ミラー選手はGP17機を使用している。

★グイドッティマネージャーのコメント。

【先のブリーラムテストについては?】
「全体的に実に良かったですね。ダニーロは初めてのトラックにすぐに慣れていて、彼が乗ってるGP18機もセパンの時に比べ、セッティングをそれほど大きく変える必要はなかったんですよ。すぐに強い走りで始められ、3日間ずっと好リズムを維持しつつ、タイムも手応えも上げていけました。
今回のタイヤは、10月のレースで使うものとは違うんですけどね。まぁ、それでも、ペトルッチは用意されていた2種類のタイヤどちらとも良い手応えだったようですけどね。」

【これまでのテストは?】
「昨年11月のテストではイマイチだったが、ヘレスでのプライベートテストで伸びてきて、セパン/ブリーラムテストではかなりの成長を遂げました。これは、今シーズンに向けて期待ができますよ。
セパンは大変なトラックだし、ブリーラムは初めてだって言うのに、ダニーロのフィジカルトレーニングやマシンの挙動のおかげで、ポジティブな手がかりが得られてますからね。」

【ペトルッチ選手の強みや弱点もはっきりしてきた…】
「実に中身のしっかりしたライダーになったと思います。そこが一番重要でしょ。ダニーロは一歩前進できたんだってとこを証明したわけです。
そのうえ、減量のためにかなりの努力もしましたしね。おそらく、そのせいで若干エネルギー不足になってるのでしょう。今後は、その点に手を入れていかないと。」

【ホンダ時代、浮き沈みの激しかったジャック・ミラーが、ドゥカティ機とはかなりウマが合っているようで…】
「ジャックも然るべき足並みでスタートできました。今回のトラックに関しても、すぐに走りやすくなっていたようだし。
ジャックはGP17機なんですが、やはり、それほど大きな改良は必要ありませんでした。チームと一緒に操縦の方に集中したところ、日に日に良くなっていたし、マシンへのフィーリングもどんどん増してるようです。まぁ、ヴァレンシアで初めて乗った時から気に入ってたようですけどね。
最終日に転倒してしまったこと以外、それほど大きな問題はありませんでした。まぁ、転倒なんかは珍しいことではないしね。」

【今シーズン、ミラー選手はどうなりそう?】
「ジャックはまだ未知のライダーですからねぇ。何かと順調に進んではいるが、初めて壁にぶつかった時にどう対処していけるか…様子をみないことにはね。
今のところは新しいマシンに大喜びしてるし、好結果をだそうとやる気満々だから、そう言う気持ちに後押しされてはいるが、いずれ壁にぶつかる時が来るだろうから。そこから這い上がってこれるかどうかがですよね。」

【ミラー選手の強みは?】
「ライディングスタイルですね。このマシンに実に良く合うんですよ。それから、チーム内での人間関係でもけっこうな盛り上がりを見せてくれてますよ。」

【反対に、改善していかなければならない点は?】
「張り切りすぎて、2回転倒してるんです。そう言うところが、まだセーブしきれないんですよ。もう少し堪えて、少しずつ伸びていくようにしないと。」

(2018年02月23日『Gpone』記事参照)


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