ヴィニャーレス『1年前の手応えが戻ってきた』2018カタールGP

『ヴィニャーレス：1年前のヤマハ機の手応えが戻ってきた』

★マーヴェリック・ヴィニャーレス（ヤマハファクトリー）がカタールGPの決勝戦で6位だった。

★5位ダニーロ・ペトルッチ（ドゥカティプラマック）とも、わずか0.067秒差。

★ヴィニャーレス選手はグリッド12位スタートで14位まで落ちたが、レース後半で急に速くなった。

★ヴィニャーレス選手のコメント。

「この3ヶ月間、どうしたら戦闘力が上がるかとセッティングを研究していたので、今日のリザルトは本当に嬉しいです。
まだ、手を入れる箇所はあるんですけどね。例えば、コーナー立ち上がりとか。でも、今回のレースは満足です。」

【昨日ぐらいから、良い兆候があった…】
「昨日のFP4でユーズドタイヤの手応えが良かったんです。適切なリズムが刻めてたんですよね。
特にレース終盤で、強い走りができてるって感じました。いつでも攻めて行ける感じだったんです。
この3ヶ月間ずっと、自分のスタイルで上手く走れなかったし、実は、ヤマハが決めた方向性にもあまり共感できなかったんです。でも、これで状況は良くなりました。以前はマシンを上手く操縦できなかったんですからね。」

【ロッシ選手とは反対の方向性を取ることにしたそうで…】
「そうなんです。ロッシに比べ、フロントサスペンションはもっと固めの方が良いもんですから。僕はフロントでけっこう頑張るタイプですからね。
賢い選択だと思いますよ。おかげで戦闘力が上がったし。」

【本当に満足そうで…】
「1年前と似たような手応えって感じなんですよ。特に、冬期テストの時と比べて良くなりました。
ヤマハ機に乗って、こんなに強い走りができるって思えるのは本当に久しぶりだから。」

（2018年03月18日『Gpone』記事参照）

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冬期テストでは、必要ない時でも1周タイムを気にしすぎていたヴィニャーレス選手…
詳しくはこちらで、どうぞ。

【2018カタールテストまとめ その2 ヤマハ＆アプリリア、KTM、ビアッジ予想】［2018年03月14日 発行 Vol. 179］

●ヤマハ
・ロッシは最終日、なぜ急に速くなったのか？
・ヴィニャーレス、1周タイムを気にしすぎ
・なぜ浮き沈みが激しかったのか？
・ザルコ、今年のマシンはファクトリー機にかなり近い
他

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