『ペドロサ:ストーナーが開発したホンダ機は酷かったが、それでも彼は僕より速かった』
★ダニ・ペドロサ(37才)は2006年にホンダファクトリーからモトGP昇格し、2018年末に引退するまでチームを替えなかった。
なお、在籍中のチームメイトは、ニッキー・ヘイデン/アンドレア・ドヴィツィオーゾ/ケーシー・ストーナー/マルク・マルケスである。
★最近、ペドロサ元選手が『DAZN』のドキュメンタリー『Cuatro Tiempos』で、ケーシー・ストーナーについて次のように話した。
【2012年は貴方が負傷していたため、当初、翌年に向けてのマシン開発をストーナー元選手が行っていたそうで…】
「その新マシンのテストをブルノで行ったんですが、ケーシーと一緒に走ってみたら、僕の方が1秒遅かったんですよ。
乗った途端、マシンの感触が酷くって…理解不能って感じのマシンでした。いったいケーシーが、どうやって1秒も速く走ってるのか見当もつかなくって。
僕にしてみたら、まるでこっちが操られてるみたいなマシンで…コーナーの度に転倒しそうになってたんですから。」
【それで、貴方はどうしたの…?】
「日本人のエンジニア陣にきちんと話し、マシンを変えてくれるよう言いました。結局、そのシーズンの終盤に新マシンを作ってもらえましたね。
そっちのマシンは、僕もケーシーも速く走れるようなものだったんです。ただ、それでも僕は、ケーシーよりも1秒遅かったんですけどね。」
(参照サイト:『Tuttomotoriweb』)
ペドロサが「ロッシは自分が速く走ろうとするのではなく、ライバルを遅くしようとしていた」って言った話は、note『ロッシ引退後の近況、ライバル陣の爆弾投下も…』でどうぞ!
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