MotoGP

クアルタラロ『一歩前進したかと思えば、後退してしまう…』2023 ポルトガルGP

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『クアルタラロー:一歩前進したかと思えば、後退してしまう』

★3月26日(日)、ポルトガルGP決勝戦でファビオ・クアルタラロー(ヤマハファクトリー)が8位だった。

★FP総合6位で、予選2では11位だった。
また、スプリントレースでは10位だった。

★ポルティマオは得意トラックで、2021〜2022年は連勝している。

★今回の冬季テストは終始苦戦していたが、ポルティマオテスト最終日には好転し、3位を獲得していた。

★クアルタラロー選手のコメント。

【今回のレースウィークエンドについては?】
「間違いなく、厳しかったですね。昨日の予選から苦戦してしまい…問題の上にまた問題が重なっていくような状況なんです。それで、すっかり下位になってしまって。
今日、レースペースはそれほど悪くなかったんです…ただ、上位争いができるようなマシンには仕上がってなくて…。まだ無理なんですよ。速攻で改善策を見つけないと…。」

【ヤマハ機はどんな感じなの?】
「ドゥカティ機の強さだけが問題じゃないんですよ…うちのマシンは、とにかく他のとは違うんです。マシンを起こすと、グリップが別物になってしまって…ネガティブな意味でなんですけどね。
こんな状態ではオーバーテイクなんてできないし、一歩前進したかと思えば、後退してしまうのだから…これでは、攻めの走りなんてできないでしょ。
今のところ、改善策がないんですよ。」

【今後、どうやって進めていくの?】
「なんとも言えません…常に下位にいるんですから。今日なんか各メーカーのファクトリー機の中で、うちは最下位で…でも、問題点について説明のしようがないんですよ。
どうすれば良いかも分からないし…とにかく、(他メーカー機に)ついて行けないことは分かってるんです。
フロントタイヤは良かったんですよ…プッシュできてたんで。ところが、ブレーキングがトップレベルじゃないんです。」

【マルク・マルケスの転倒事故については?】
「起こり得る事故ですよね…僕らは常に限界ギリギリなんだから。ミスではあるけど、でも、起こり得るものですよ。
昨日の『スプリント』で僕は接触にあったけど、ただ、あれは12周回しかないってことが問題なんですよね。周回数が少なければ無理もするから、無法地帯になってしまうんですよ。
最終的に大きな問題ではないですけどね…レースをやるために来てるんだから。レースに出ろって言われたら、出るだけであって。
今年から1回のレースウィークエンドで、最高37ポイントが稼げるでしょ…皆、できるだけ多く稼ぎたいんだし、皆、限界ギリギリの走りをしつつミスはしたくないと思ってるんです。
今回はここで2日間のテストをやったから、皆、金曜FP1から限界ギリギリ走法だったし、今日のペースを見る限り、今週末のペースなんてキチガイじみてるじゃないですか。」

(参照サイト:『Motosprint』)

もしやクアルタラローはマシン開発ができない?って話は、note『2023年ポルティマオテストまとめ』でどうぞ!

POSTED COMMENT

  1. 田中 より:

    バレもリアタイヤのグリップに苦労したよなぁ。

  2. NSR50 より:

    マシンを起こしたらグリップしないってことは、やはり電制の問題なのかな?
    ミシュランのリヤが変わってから日本メーカーはずっと苦労してる気がするが・・・

  3. サクラサク より:

    クアルタラロの苦悩は続く。

    セカンドライダーはボロボロだしサテライトも
    ない。

    開発は難航。

    ザルコみたいに途中で離脱する可能性もありかも。

    そうなったらヤマハは撤退だな。

  4. すぱおー より:

    ホンダと同じ状態みたいですね。エンジンは良いけど、それをタイヤに伝えられないヤマハの場合はローンチ、ライドハイトデバイス、そしてウィリー

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