MotoGP

アプリリア不調、2つの問題点とは?:マッシモ・リボラ

『リヴォラ:アプリリア不調、2つの問題点とは?』

★2022年にアプリリアのモトGP機『RS-GP』は大躍進を遂げ、アレイシ・エスパルガロが総合首位争いに加わっていたが、シーズン後半に失速し、最終的に総合4位となった(※首位と53ポイント差)。

★2023年は冬季テストからマシンも選手も好調で、今年もドゥカティとタイトル争いをするのはアプリリアだろうと見られていたが、意外にもKTMにその座を奪われてしまった。

★先日、マッシモ・リヴォラ氏(アプリリアレーシングCEO)が、『Speedweek.com』のインタビューで次のように話した。

【期待をかなり下回る結果となっているが…】
「真摯な姿勢で、ライバル陣(※ドゥカティとKTM)の動向に目を向けていかなければなりません。おそらく、うちは一歩前進したとは言え、それほど大きな一歩ではなかったのでしょうね。」

【KTMはスタートをやホールショットデバイスを改善し、苦手な予選も向上させたが、エスパルガロ選手が『スプリント(短距離レース)』について嘆いているようで…】
「アプリリア機は短距離レースには向かないものですから…とにかく、予選で上位グリッドを確保し、好スタートを切らないことにはね。
この2つが、うちは上手くできないんですよ。50%…いや、それ以上足りないんです。
うちのマシン独特の特性がいくつかあり…集団戦じゃなければ、かなり速い走りができるんです。旋回タイプのコーナーよりも、ストップ&ゴータイプのコーナーで苦戦してしまうんですよ。
うちのマシンの特性を活かすには、とにかく、先頭を走らなければならないんです。ただ、現時点ではそう言った流れにはなってないんです。」

(参照サイト:『Corse di moto』)
(Video Photo:Twitter Instagram)

今年のアプリリアはコンスタントにがっかり……って話は、note『2023 ドイツGPまとめ』でどうぞ!

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