『チャバッティ:2025年はバウティスタ後任でSBKタイトルを…』
★8月20日(日)、オーストリアGP モトGPクラスの決勝戦後、ヨハン・ザルコ(33才)が、今年末にドゥカティプラマックチームから離脱することを公表した。なお、2024年はホンダLCRから参戦する模様。
★ホンダLCRの方は2年契約に1年延長のオプション付きで、年俸もドゥカティより高額だった模様。
現在、マシンの戦闘力はドゥカティの方が高いが、ザルコ選手はこれまでの経験を活かし、ホンダでの開発作業に注力することになるだろう。
★20日、ドゥカティのパオロ・チャバッティ氏(スポーツディレクター)が、イタリア衛星放送『SKY』のインタビューで次のように話した。
【ザルコ選手がドゥカティプラマック離脱を公表したが…】
「まだ今シーズン中は、うちで一緒にやっていきますからね…ドゥカティ機でモトGP初優勝を遂げて欲しいと思ってます。これまで共に歩んできたんですから、有終の美を飾れたら良いんですけどね。
2019年末に…ザルコがKTMを辞め、その後、ホンダLCRから数戦参戦した後、シートを見つけられずモト2復帰を考えていたようなんですよ。
それで、うちは彼の力を信じ、こうして4年間組み、何度も表彰台に上がってきたんです。」
【ドゥカテイはザルコ選手に、どんなオファーを出していたの?】
「うちからは2024年にモトGP参戦させ、2025年はSBKのドゥカティファクトリーに移籍させたいと提案しました…SBKの方も、うちにとっては重要ですからね。
(現在のドゥカティSBK選手である)バウティスタは2024年に40才になるんですよ。ですから、(その後任として)ドゥカティ機でSBKタイトルを取れるような…そう言う重要なキャリアを辿れそうな選手を模索したわけです。
ただ、ザルコはもう2年モトGP参戦できるオファーを選んだわけで…3年目のオプションも付いてますからね。」
【つまり、ドゥカティはザルコ選手を手放したくなかった?】
「可能性はきちんと提示しました。うちは若手が揃っているので、あの年齢の選手と2年契約をするのは妥当な選択とは思えなかったですね。」
【ザルコ後任にフランコ・モルビデッリの名前が出ているが…】
「そう言う可能性もありますね…うちとしては嬉しいんですが、とにかく、今週、じっくり検証してみなければ。
まぁ、現実味はあるでしょう…とにかく、細かい部分すべてが決まったら発表しますよ。」
★ちなみに2024年のバウティスタ選手のチームメイトは、ニコロー・ブレガ(23才、元VR46ライダーズアカデミー所属)に決定している模様。
JOHANN ZARCO proseguirà in MotoGP con LCR Honda. Paolo Ciabatti ha spiegato quali erano i programmi Ducati: nel futuro c'era la Superbike. #MotoGP #Ducati #Superbike #Corsedimoto https://t.co/IQEpZLWDj4
— corsedimoto (@corsedimoto) August 21, 2023
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)
バスティアニーニ不調:技術面と精神面のどちらが問題か?って話は、note『2023 ブリティッシュGPまとめ』でどうぞ!
なるほど
SBKの陣容を含めたオファーなら納得かも
YAMAHAがフランキーをSBKへ移籍させようとしたように、ひょっとすると数年後はDUCATIの SBKにフランキーが乗ってるかもね
そういえば一時名前が上がってたイアンノーネは聞かなくなりましたね
イアンノーネはゴーイレブンらしいですが…ザルコの場合はドヴィと同じでしょう。サラリー安いはお前はもうGPにいらない言われればそりゃねってだけですからね。ここではホンダのプーチ、マルケスしか酷い扱いの例として言われてませんが…開発で散々使って成績的にこの扱いは酷いですよ。ホンダもまあ最初は代役参戦してくれた時にスズキと同じく手離しましたけどね。