『ディ・ジャンナントニオ：ロッシは生まれながらの教師…もっとそばに居て欲しい』
★2月28〜3月2日、タイGPが行われ、モトGPクラスのファビオ・ディ・ジャンナントニオ（ドゥカティVR46）が予選13位、スプリントはリタイア、決勝10位だった。現在、総合10位（−31ポイント）。
★ディッジャ選手は2月初めのセパンテスト初日に左鎖骨を骨折し、手術後のテストは不参加だったためタイ開幕戦がテスト代わりとなった。
★先日、ディ・ジャンナントニオ選手が次のように話した。
【今年はドゥカティファクトリー選手2名と貴方に、2025年機が提供されているが…】
「（ドゥカティ2025年機の開発は）多分、特定のエリアが強化されたのではなく、あらゆる状況下に対応できるよう完成度が高くなったのだと思います。
一時期、直線コースで最速なんてこともあったし、急ブレーキを踏んだ時は最高なんて時期もあったじゃないですか…あと、他のマシンよりタイヤマネージメントが上手くできる時期もありましたよね。
まぁ、通常は参戦マシンの中でも、あらゆる状況下で98％のベストパフォーマンスを発揮するマシンなんですけどね。」
【モトGPでレース優勝するには、どうすべきなの？】
「タイヤやマッピング、燃料コントロール等のバランスを魔法レベルで上手く整えなければならず…あと、一番難しいのは、同時に多くの事柄に集中しなければならないことでしょうね。
だから、メンタル面でのストレスが半端ないんですよ…1日のセッションが終わると、肉体よりもメンタルの方がへとへとなんです。」
【チームオーナーであるヴァレンティーノ・ロッシについては？】
「生まれながらの教師って感じです。一緒にいるだけで、多くのことを教えてもらえるんで…オートバイだけじゃなく、人生についてもね。
いつも一緒にいてくれたら嬉しいんですけどねぇ…そうしたら、皆、もっとプッシュしてもらえて、もっとモチベーションも上がるだろうから。レースの度に、なにか新しいことが学べるでしょう。
ヴァレンティーノが近くにいてくれると、まだまだ自分を深掘りして伸ばしていけるって分かるんですよ。」
（参照サイト：『Corse di moto』）
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