MotoGP

ロッシ『レースに集中するには替え玉が必要…』2021エミリア・ロマーニャGP

『ロッシ:レースに集中するには替え玉が必要…』

★10月22日、エミリア・ロマーニャGPでヴァレンティーノ・ロッシ(ヤマハ・ペトロナスSRT)が、FP1で12位、FP2で22位だった。

★ロッシ選手のコメント。

【引退に向けての各種イベントが多く、なかなかレースに集中できないのでは…?】
「実のところ、ちょっと難しいですね。ライダーはトラックで全力を尽くすべく集中しなければならないのに、けっこう重要な要請が多くて…まぁ、引退まで残り3戦だからねぇ。
唯一なんとかしようと思ったら、替え玉でも使うぐらいしかなくって…僕はマシン操縦に専念し、もう1人が色々とイベントに出てくれるとかね(笑)。
まぁ、これはこれで良いもんですよ…日曜日は晴れて、ファンが大勢来てくれると良いんですけどね。」

【華々しいキャリアを送ってこれた秘訣は?】
「メディア的に上手くいき、世間の好感度が上がったからでしょうね…二輪レースに興味がない人達にも受け入れられたから。特に、80代の高齢者の皆さんの受けが良かったんですよ(笑)。」

【今日はウェット三昧だったが…】
「感触は違ったけどね。FP1では完全ウェットだったからトップ10に迫っていけたけど…午後のFP2は路面が乾いてきてたんで、けっこう苦戦してしまって。あの手のコンディションは、常にばたばたしてしまうんですよ。ヤマハ機は操縦しづらくなってしまって。」

【技術的な問題なの?】
「一般的に、ドライで速く走れるのは当然なわけで…大半のライダーはウェットで速く走ろうと思ったら、訓練しなければならないもんなんですよ。僕もキャリア序盤では、ウェットだと遅かったんで。
ただ、今は技術的な問題なんですけどね。ヤマハ機は完全ウェット路面は悪くないけど、半ウェットだと苦戦してしまうから。
僕が思うに、そう言うコンディションだとタイヤを上手く機能させることができないのでしょうね…リアなんか特にグリップがないから。
今後、ヤマハは改善していかなければなりませんよ。」

【世界選手権参戦の最低年齢を18才に引き上げようと言う案が出ているが…】
「モト3クラスにとっては大改革でしょうね…皆、できるだけ早く参戦したいと思ってるわけだから。2年の違いは大きいでしょ。安全面を思えば、その方が良いでしょう…ただ、それだけで諸問題が解決するとも思えないけど。
たとえ何才であろうと、若年ライダーはきちんとした態度で走るべきであって…規則を守るべきなんですよ。」

【若年ライダーと言えば、来年、ダリン・ビンダーがロッシ選手の後任になるわけだが…】
「ダリンは強い走りをしているけど、モト3からモトGPへの飛び級昇格は大変だろうね。ただ、ヤマハがきちんとサポートしていくでしょう…ヤマハ機は一番戦闘力が高いマシンとは言えないけれど、一番操縦はしやすいんだから。」

【現在のロッシ選手のチームは、ヤマハに残留はしないそうで…】
「ダヴィド・ムニョス(チーフメカニック)とマッテオ・フラミーニ(テレメータ)は、うちのモトGPチームに移る予定です…一方はうちの弟ルーカに、もう一方はベッツェッキを担当する予定でね。あと、イダリオ・ガヴィラ(コーチ)は2人とも担当します。
皆、経験豊かだし、重要な存在になってくれるでしょう。」


(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Instagram

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POSTED COMMENT

  1. 元草レーサー より:

    お忙しそうで、、。
    引退したら、鈴鹿や茂木でライディングスクールのインストラクターでもやってくれないですかね。先頭引っ張るだけでいいので。一緒に走れたら最高です。ロッシ缶もたくさん売れそう、、

  2. タディの星に願いを より:

    そうすか、ヤマハとのリソースが絶たれますね アンバサダーの話は残ってるのかしら

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