『ストーナー:一番多く学ばせてもらったライバルは…ダニ・ペドロサ』
★アルガルヴェGPでケーシー・ストーナー(36才。2007/2011年モトGP総合優勝)が特別ゲストとしてパドック入りし、注目を集めていた。なお、ヴァレンシアGP終了まで残留する予定。
★アルガルヴェGP中、ストーナー元選手が『motogp.com』公式サイトのインタビューで次のように話した。
【現役当時はロッシ/ロレンソ/ペドロサと共に『ファンタスティック・フォー』と呼ばれていたが、それぞれどんな特徴があったの?】
「アプローチの仕方と言うのはそれぞれで、そこが二輪レースの良いところなんですよね。
ホルヘ(ロレンソ)なんか、僕から見て『羨ましいな〜』と思うところがたくさんありました。ヴァレンティーノ(ロッシ)は、レースを読み解いていく能力が高かったし。
ただ、現役時代に僕がもっとも学ばせてもらったのは、ダニ・ペドロサなんですよ。ある種の状況下でダニが最適なスピードを割り出していく方法には本当に驚いてしまって…『いったいどうやったら、あんなことが出来るんだろう?』って思ったもんですよ。
2011年にチームメイトになった時は、もう、これ以上はないってぐらい嬉しかったですねぇ。
正直なところ、それまでドゥカティに居て、チームメイトのデータをきちんと利用できたことって一度もなかったんで…その点がネガティブだったんですよね。」
【それが、ホンダに移ってからはペドロサのデータを活用でき…】
「ダニと一緒にやれたのは、大きな恵みになりました。じっくり走りを観察させてもらい…同じマシンに乗ってるのに、コースの何か所かで僕は本当にボロボロ状態だったりして…。
それで、ダニとの違いが何なのかを突き止めようと思い…セッティングは真似しなかったんですが、いくつかの点を変えてみて…本当に多くを学び、自分の弱点を克服させてもらいましたね。」
【ちなみに、貴方のは強みは何だったの?】
「まぁ、僕の場合は、プライドがあまり高くなかったと言う点が強みだったのでしょうねぇ。
ライダーと言うのはあれもこれもと欲しがって、自分のライディングスタイルに合うマシンにしたがるものでしょ…。でも、そう言うマシンに乗れない場合は、自分でそう言う風にするしかないじゃないですか。
マシンが思い通りに動いてくれないなら、ライダーがマシンを動かしてやるべきなんですよ。すべてが上手くいく方法は、常に何かしらあるわけだから。
上手くいかない時、僕はすぐに『それは僕のせいだから』って言うタイプなんですよ…マシンのフィーリングがどうのこうのなんて言わないでね。
そして、常に他の選手から学ぶようにしていました。一番はチームメイトからでね。プライドが高かったら、そう言うことはできないものでしょ。」
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)
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大人だ
孤高の人だと思っていた。
カッケー
いちいち言い訳したり自分以外のせいにしたりとかレースでなくて格好悪い。
ある意味ビニャーレスと対局にあるのかも。。。
元HRCのフレーム強度担当の人のYouTubeで、ストーナー氏にクソなフレームだのボロカス言われたと言ってましたが、レースになると好成績な所は流石ですね!
ロッシ氏も合わせられるライダーでしたが、YAMAHAに長く乗りすぎたのでしょうね。
マルク氏も他のマシンでどんなパフォーマンスを魅せるのか見てみたいですが。
みんなえらく好評価だけど、この人が現役の時は、何かと愚痴・文句の多いライダーって印象だったけどなぁ…。
どんな大きな変化にも瞬時に合わせきる物凄い才能に驚きの連続だったな。
後にも先にも唯一無二。
比べられるとすればマルケスが移籍したらやはり勝つだろうな。