『ロレンソ:マルケスも年には勝てないが、もう5年は続けられるだろう』
★4月18日、マルチリンガルサイト『Motorspor.comが、ホルヘ・ロレンソ(2010/2012/2015年モトGP総合優勝)へのインタビュー動画をYouTubeに公開した。
★ロレンソ元選手が同インタビューで次のように話した。
【今年は『Porsche Carrera Cup』に参戦することにしたそうで…】
「メインは楽しむことで…レースで、アドレナリンが全開になる感じを楽しむだけですね。
危険はあるだろうけど、でも、二輪レースほどではないし…四輪の場合、ドライバーはけっこう防護されているし、プロレースとは言え、プレッシャーも違うから。」
【現在、貴方は『DAZN』でモトGP解説をしているが…マルク・マルケスについては、どう思う?】
「マルクはメンタルが超強いことで有名で、何回転倒しようと相変わらずリスクを負って、限界ギリギリのところを探りながら走るじゃないですか。その点においては特別でしょ…他にいませんよね。
ただ、何度もケガを重ねると、精神的にも肉体的にも良いわけないから。徐々に気持ちの方に影響が出てきて…あと、加齢もありますからね。20才と30才では、同じ転ぶにしても違うから。
マルクはテクニックに関しては破格だし、常に上を目指しているタイプだけど、時の流れって言うのは誰にとっても同じだから。
最近の諸々を考えると、現役生活はあと5年ってとこなんじゃないんですか。」
【ヤマハについては?今のところ、苦戦しているようだが…】
「他のメーカーに比べ、ヤマハは進歩があまりないように思いますね。
ファビオは驚異的なライディングでマシンをフルに活用してるけど、彼の場合は表彰台に上がれたら満足って言うわけじゃないから。精神的にキツいだろうけど…ただ、他にベストな選択肢があるとも思えないんですよね。
ホンダは超難関マシンだし、ファビオはスムーズなライディングをするタイプでしょ。ドゥカティの方は、もうシートが埋まっているし…。」
【ドゥカティと言えば、現在、フランチェスコ・バニャイアが苦戦しているが…】
「ペッコ(※バニャイアの愛称)の問題はマシンでしょうね。なぜか2022年版ドゥカティ機はあまりシンプルなマシンではないようで、フロントの信頼感が掴みづらいのでしょ。皆、苦戦してるじゃないですか。
一方、バスティアニーニは2021年版でもう2勝もしているし。」
【バスティアニーニ選手と言えば、ジャック・ミラー後任としてファクトリー昇格できると思う?】
「難しい選択ですよねぇ…僕が思うに、ホルヘ・マルティンは既にサインしてしてるんじゃないんですか。まぁ、違うかもしれないけど。
もしまだだとしたら、マルティンは危うい立場でしょうね…とにかく、バスティアニーニが好調なんだから。マルティンのことを思うと、もう契約が済んでいると良いんですけどねぇ。」
(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Instagram)
なぜヤマハ機はアルゼンチンで苦戦したのか?って話は、note『2022 アルゼンチンGPまとめ』でどうぞ!
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さすがはロレンソ説得力ある せめてミラーには内示があったからファクトリーにこだわらないという発言が出たのでしょ それにライダーラインナップを並べて見る限りではクアルタラロはヤマハにかじりついてたほうがいいかと感じるようになった メーカー変えたらもっとリザルト悪くなるかもね