『ドゥカティ検討中:ベッツェッキは2024年、どのチームから参戦するのか?』
★マルコ・ベッツェッキ(24才、ドゥカティVR46)は2022年にモトGP昇格し、PPを1回と表彰台を1回(2位)獲得して『ルーキー・オブ・ザ・イヤー』となった。
2023年も既に表彰台を4回獲得しており(スプリント1回、決勝3回。そのうち優勝は2回)、現在、総合2位に就いている(※首位バニャイア選手と1ポイント差)。
★5月初めのフランスGP終了後、ドゥカティのジジ・ダッリーニャ氏(ゼネラルディレクター)が次のように話した。
「ル・マン決勝戦では表彰台をドゥカティが独占でき、大変幸せでした。
(優勝した)ベッツェッキも物凄くてね…あの才能や野心、迷いのなさでもって、無敵のリズムを刻んでいたじゃないですか。
ロッシのチームは素晴らしいですよ…両選手ともに表舞台に立ってね。純粋かつシンプルに、まさに『チーム』と言った感じでしょ。
同じことはプラマックにも言えますね…両選手が表彰台に上がり、実に素晴らしかった。誇りに思えるような目標達成でしたよ。」
★2024年に向けてのライダー契約交渉において、ベッツェッキ選手は大注目されている。
ヤマハは以前からフランコ・モルビデッリ後任として、ホルヘ・マルティンとベッツェッキ選手に注目している。しかし、ドゥカティ側は両選手の確保・継続を希望している。
現在のマシンの戦闘力では圧倒的にドゥカティが有利なので、あとは待遇面に関してどこまで保証できるかである。
★2024年のベッツェッキ選手の処遇について、現在、推測できる可能性は以下の2つである。
・ベッツェッキ選手をプラマックチームに移籍させ、2024年版ドゥカティ機を使用させる。その場合、ヨハン・ザルコが放出されるだろう。
・ベッツェッキ選手はVR46チーム継続で、2024年版ドゥカティ機を使用する。
★最近、アレッシオ・サルッチ氏(ロッシ心の友、VR46チームのスポーツディレクター)が、次のように話した。
「ヘレス戦が終わった辺りから、既にダッリーニャと相談してるんですよ。
ドゥカティとしては(ベッツェッキを)プラマックに入れて、ファクトリー待遇にしたいそうで…それについて、うちは検討している最中なんです。
まぁ、それなりの契約金額ならば、ベッツェッキも進むべき道を進むのが良いでしょうしね。」
★ドゥカティ幹部陣はヘレスGP中に初会合を開いており、「何を手放すべきか?」を検討している模様。
なお、ドゥカティファクトリーのシートは2024年末まで、バニャイア&バスティアニーニ選手で既に確定している。
(参照サイト:『Mowmag.com』)
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)
ロッシ、謎のヤマハ・アンバサダーって話は、note『2023 スペインGPまとめ』でどうぞ!
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年齢を考慮するとザルコ選手になりそうですね。
イタリア人ライダーばかりでマーケッティグの面はどうだかわかりませんが.